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「袖ケ浦市民が望む政策研究会」4 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

  JR千葉支社の利用者切り捨ては、すさまじい勢いで現在も進んでいます。袖ケ浦市での典型的出来事は、長浦駅改築自由通路開通式典当日から「みどりの窓口」閉鎖という、驚くべきことをその1週間前に鉄道研究家の山の井さんやJR国鉄労働組合の組合員から聞いたときから、JR千葉支社への抗議行動が始まりました。以下のブログは2014年5月12日のものです。JR関係ブログ記事は150本に上っています。  kawakami

JR東日本旅客鉄道株式会社 様  千葉支社様

 アクアラインの房総半島側に降りたところが私たちの町袖ケ浦市です。人口6万程度の自然豊かな小都市です。鉄道は内房線の駅が袖ケ浦駅、長浦駅の二つと、内陸に走る久留里線の駅二つがあります。この袖ケ浦駅と長浦駅の老朽化に伴い、市では総額48億6792万円(内JR負担金1億1713万円2,7%)を投じて、全面的改修に取り組みました。

 ところがこの過程で驚くべきことが起きました。「長浦駅南北自由通路」完成と同時に翌日から「みどりの窓口」が閉鎖され、4月1日からは正職員を引き上げ「業務委託」に移行するというのです。このことを私たちが知ったのは、2月11日です。完成まであと10日を残すのみでした。JR側は「説明済み」とのことです。よく調べてみると、分厚い工事企画書に短いさりげない文章で数行「みどりの窓口」のことが書かれてあったということです。

 直ちに市長の要請書、議会の抗議要請議決を持参し、市長・議長で千葉支社訪問予定のところ、このことを知り、あわてた石川支社長は急遽来訪、「説明に丁寧さが足りなかった」と謝罪したものの、その一言で終わり。通路完成翌日から「みどりの窓口」は廃止され、4月1日からは平然と「業務委託」が強行されています。

 まだあります。「ホームへのエスカレーター設置はまかりならん」というのです。「市が建設経費を負担する」と申し入れても「維持費がかかる」と頑として拒否しています。階段は今までより高くなり51段、通常の建築物では3階に当たります。乗降客20万人以上が設置基準・・という内部規約があるとかのうわさは聞きましたが本当なのでしょうか?その話も あまりにも理不尽で批判が高まったのか、20万人が3000人に変更になったという話もあります。しかしすべて機密保護法に触れそうな話なので詳細は不明です。

「改修して通路はきれいになったけれど、JRは不便になった」これが市民の率直な感情です。

                                                   




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