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新年に向けて [その他]

 出口市長の挨拶は「広報そでがうら」冒頭に掲載されていますので、皆さんもうお読みになったことでしょう。ここには、その前夜大みそかの日に届いた、石井君津市長の抱負をお伝えしたいと思います。  kawakami


 大晦日を迎え、皆様お忙しくお過ごしの事と存じます。

 本年は市長選挙という大変大きくて重い政治活動を経験し、皆様にも大変なご苦労とご心配をおかけしました。11月1日に君津市長に就任し、2か月余りが経とうとしておりますが、この間臨時議会と12月定例議会に取り組み、様々な引継ぎを受け、かつかねてよりの懸案事項の検討処理とうち続いていて、皆さんと直接お会いする機会が少なくなってしまった事は誠に申し訳なく、心からお詫び申し上げます。

 さて、君津市長になった実感のようなものを少し申し上げますと、組織経営とはトップによって全く異なるものだと、知り合いの市長に言われたことを痛切に感じています。特に自治体はトップによって政治的な問題意識もその度合いも異なり、優先課題も違うのです。いくら選挙の時、それぞれの候補が似たような公約を書き連ねてみても、本当に信念から出たものでないと公約倒れになりかねないのです。

 私は多くの公約を掲げ、皆様の後押しを受けて市長になったわけですが、まず直面したのは、公約実現の前に現在中途半端になっている市政の課題や事業を整理統合しないとならない、ということでした。その数はおびただしいものであり一瞬途方に暮れるほどです。こうしたものを着実に片づけて同時並行で公約実現に向けた仕事も進めるわけですが、まず大事なことは私の基本的な政治姿勢と手法を庁内の皆さんにご理解願うことにつきます。

 市長が代わって庁内の雰囲気も変わってきた、と前向きにとらえてくださる職員もおられるようですが、まだまだ職員との本当の対話はこれからです。この後、新年度に向けて予算編成等の重要な仕事が始まります。短期に成果を求めるものと中長期で考えるべきことをしっかり見極めて取り組んでいきたいと思います。

 すべては君津市が少子高齢化という大変な時代を無事乗り切って夢のある未来をつかむためです。それにはやはり、未来会議等を開催し、市民の皆さんの声を聴いて政策やまちづくりに反映していく必要もあります。今一度皆さんのお力を借りて市民が主役の市政を実現したいと思っておりますので、どうかご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 新年には皆さんとお会いして様々なお話をする機会をつくるべく計画しておりますので、お会いできるのを楽しみにしております。平成最後の年の瀬となりますが、来年が皆様にとって素晴らしい年になりますことを祈念申し上げ、本年最後のご挨拶といたします。

   平成30年師走       君津市長 石井宏子

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