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新年の想い  [市政全般]

新年に思う、石炭火力、残土、東海第2原発に対する姿勢

                    袖ケ浦市民が望む政策研究会 事務局長
                    石炭火力を考える東京湾の会 共同代表  富樫孝夫

 ある市民から私のところに短いメールが届きました。 石炭火力発電についての怒りを込めた意見が書かれていました。
  ▼ 石炭火力建設絶対反対です。
  ▼ 市長は何をやっているのか。
  ▼ 議会は何をやっているのか。
  ▼ 利権がらみの裏があるのか。
  ▼石炭火力を建設すれば、住民にとって絶対によい事は無い。
  ▼煤塵は100%回収できない。窒素酸化物も硫黄酸化物も同様で、空気の性状悪化は避けられない。
  ▼ 時代に逆行するような行いは、やめるべきだ。
  ▼ 石炭火力建設を阻止すべし。絶対反対。断固反対する。
というものです。

 これは、建設事業者への怒りもあるでしょうが、市がちゃんと環境保全姿勢、市民の健康、保全に向き合っていないとの怒りが込められた文面と理解できました。

 確かにある市議会議員の問いに市長は、学識経験者が審議するから、その結果で判断します。という内容で答えています。建設はパリ協定の考えに沿わないことなど頭にないように感じました。
そして学識経験者とは環境審議会のことを指しますがとても短い時間で型通りに検討され単にアセスメント手順を通過させるための道具の印象があります。

 また、このようなこともありました。それは残土埋め立て問題に対する市議会の討論でのことです。
汚れた土が埋められると地下水や、河川水が汚染されるという問題が起こっていて市はこの問題に対応するために住民の合意なしに埋め立てできないよう条件を厳しくしようとする条例を市議会の議題にしたのです。当然、通過すれば市民の飲料水汚染を防ぐ効果のあった市の提案でした。
 ところが驚いたことに新風会の議員はこれに反対意見を述べせっかくの市の提案をお流れにしてしまったのです。

 さらにまたこんなこともありました。
茨城県の東海村にある東海原発2号機の再稼働問題が安全性の観点で大きな問題を含んでいることは新聞やテレビでも報道されていますし、 マスコミの原発に対する意識調査では危険を認識している国民が大多数です。その中でも東海原発は40年ほどの運転がされた老朽原発であり、東京に近いことからもいったん事が起これば避難すらできないと言われている原発であります。
このようなことから再稼働はすべきでないという陳情に反対し否決されたのです。

 市議会議員は市民の健康や安全を考えて働いてくれると信じ、選挙で市民は投票したと思いますが誰が反対したかを知れば驚き、がっかりする市民が多いのではないでしょうか?
私たちの提案で、議会だよりには、議案一つ一つについて、議員の賛否が掲載されています。
市民はこの一つ一つをしっかりと覚えていて、支援する議員が、約束を守っているのか、厳しい目で見ることが必要です。

 今年は市長選挙、来年は市議会議員の選挙の年です。

  市長は何をやっているのか。
  議会は、議員は、何をやっているのか。
  利権がらみの裏があるのか。

という市民の怒りの声に答える、市長、議員各位の奮闘が見える一年になりますよう期待しています。
――事務局――






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