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袖ケ浦市議会一般質問傍聴記 2 [議会ウオッチング]

 間を置いたが、議会傍聴記が書けるようになったので続けたい   kawakami
 
 塚本議員の一般質問を聞く。相当、話したいことがたまっていらしたと見え、次々と問題が飛び出してくる。
① 消防本部のこと。② 支援教員のこと ③ 退職自衛官採用のこと ④ 「電話de詐欺」のこと
⑤ 地域包括支援センターのこと ⑥ 「袖ケ浦市再生資源物の保管に関する条例」のこと。 ⑦ 家庭系ゴミの処理手数料の見直しのこと ⑧ 松川の花川橋かけ替えのこと  ⑨ パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度導入のこと。⑩ 人材確保・職場環境整備のこと 等々 多彩な質問になった。

 私がこのなかで一番気になった点は、ここ10年間にわたって、保健所、医療機関。介護関係機関、地域市民共助運動が、2025年最大の高齢者増に向けて創り上げてきた、地域包括ケアシステム構築の成果が、ここにきて、首をかしげてしまいそうな動きになってきていることだ。

 粕谷市長は、施政方針演説の中で、「地域包括ケアシステムの中核を担う地域包括支援センターを、長浦地区及び平川地区に開設し、高齢者への相談・支援体制を強化してまいります。」と述べているが、塚本議員はこのことについて
① なぜ従来通りの平川行政センター内にしないのか。
② 平川地区に新しく作る支援センターは、「社会福祉法人瑞光会」が運営している「瑞穂特別養護老人ホーム」内に設定するというが、ここでは入居者に対する虐待行為が起きた施設であることを指摘し、市の対応を糺した。

 実は、この質問の背景には、従来あった行政による支援センターを、全面的な民間委託にすべく行ったプロポーザル方式での公募に対し、現状では応募者が出てこなかった…というのが実態ではなかったのか。
 塚本議員の質問は、公民館の市長部局への移行も含めて、粕谷市政の危険な方向性を示すものの一つとして浮き彫りさせてくれた・・というのが私の感想である。
 




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