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環境講座最終回 [環境問題]

 202303環境講座

 令和4年度環境講座最終回が3月4日に「椎の森自然環境保全緑地(しいの森里山)」で開催された。
参加されたお二方から感想と提言をいただいたのでご覧ください。
対応いただいた環境管理課、案内と説明をいただいた「しいの森里山会」の皆さんにお礼申し上げます。 あさの                                                         

 政策研の皆様

 生物多様性豊かなしいの森の里山活動をご案内頂き、ありがとうございました。袖ケ浦市の環境講座のフィナーレとして素晴らしい講座でした。

 工業団地に囲まれた環境にあっても、様々な動植物が生息していて、驚きです。やはり生き物が育つ居場所づくりは大切と実感しました。

 数年前に清和県民の森のイベントで聴いた話しでは、千葉県全体で30代の林業従事者がたった2人[あせあせ(飛び散る汗)]との事。これでは千葉県の森林に未来はありません。若い人たちに森林保全活動への参加を勧めるためにも、しいの森のように、市民が主体で里山づくりをする活動は本当に必要ですね。

 以前、高尾山森林ボランティアに参加していた時に、たくさんの小学生が森林教室を訪れ、自然観察や里山の下草刈り、間伐や丸太切りを体験しました。焼き芋づくりや豚汁づくり、そしてクラフト製作をしたり…いちばん印象に残ったのは誰もが活動を楽しんでいた事です。

 子どもは自然が大好きです! なのでしいの森にできるだけたくさんの子どもたちが来られると良いですね。
 教育委員会と連携して、袖ケ浦市の全ての小学生がしいの森で様々な活動を楽しみつつ、森林や里山の奥深い機能を体感できる事を願っています。

                              野々山陽子(木更津)

 しいの森里山会の皆さん

 私は本日初めて椎の森を見学しました。ありがとうございました。

 説明者が、田んぼの脇を流れる小さな川にホタルが住んでいて、6月終わりー7月初めに光るとのこと・・そして工場の夜間照明がホタルの交尾の障害になっているとのことで、工場側に杉の木を植えているとのお話を聞きました。大きくなった杉の木が守ってくれるアイデアは素晴らしいが木が成長するには4-50年かかる。
 
 出しゃばりですがアイデアを一つ紹介、これは漁民のアイデアであり参考になるかも・・・
 毎年9月末-10月始め、海苔網に海苔の胞子をつけて海に広げます。そのときに海水温度が上がると海苔の幼生が死んでしまう。この対策として漁協は東京電力袖ケ浦火力に運転停止・減少を依頼してこの大事な季節を乗り切っている

 つまり、ホタルが交尾する季節は夜間消灯、あるいは点灯の減少の約束をとるというのはどうでしょうか?市も協力してくれるでしょうし、ホタルの交尾期間が短いので協力してもらえる気がします。
今日見た景色から判断すると4つの工場建物が協力してくれれば解決しそうと感じました。

富樫孝夫(福王台)


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