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市民の声を聞く [市政全般]

 休むことなく活動されている、岩井の鉄道研究家、山の井さんのブログに、房日新聞に、122本目の投稿が掲載されたことが書かれてありました。袖ケ浦でも必要なことが書かれてありますので紹介します。
                                   kawakami

 本年4・5月開催予定で延期になりました南房総市の市政懇談会。
防災問題をテーマとしていましたが、こういう時だからこそ、いわゆる3密にならない限りで、あらゆるツールを活用して住民からの声を、石井市長はぜひ集めてほしいです。
市長へ昨年の台風災害のことで、話をしたいという住民は少なくありません。

 私の手元には、富津市の住民団体・富津のまちづくりを考える会発行の、昨年台風災害の体験談文集があります。先方の配慮で、私も初めての台風通過で避難所に避難した時のありがたみを寄稿として書きました。富津市長、複数の富津市議会議員の方々も寄稿。立場をこえて、あのときの台風災害で学んだことが集約されている冊子です。
こういうかたちでも、住民からの防災に対する声を集めるのに有効だと思います。

 さて。
防災に加え、最近の新型コロナも含め意見を申し上げます。

 現在、意見募集中の千葉県地域防災計画の見直し案がでています。
その中で、市町村の首長の不在時の代行者の順位、庁舎の代替施設、県からの市町村連絡員についてかかれています。これらについて、市としての考え方を示していただきたいです。旧7町村が合併した自治体として、重要な部分です。

 館山市は、今年の固定資産税の納付について、昨年の台風災害に考慮し、一部の分納納期を2ヶ月延長を決めています。
 南房総市では、あわてて固定資産税の最初の分納に限り、1ヶ月納期を延長しました。
私は、これからコロナの状況次第で、納めたくても納められない方々が出てくることを踏まえ、あらゆる税について、ある程度の猶予の問題がでると思います。お考えはあるのかどうか。

 市内の行政区の集会施設について。
昨年の台風災害で、現在も修理にめどがたたない箇所があるようです。それぞれの行政区の所有ではありますが、災害時には避難場所にもなります。市として修繕に対する支援はあるのでしょうか。

 昨年9月の台風通過のあと。館山市の金丸市長が、

「南房総市の方々も非常に苦労をされている。館山市の給水所や物資提供の際に、取りにきていただいてもかまわない。災害対応では3市1町の縦割りを取り払いたい」

という発言をされました。この発言は非常に重いです。

その上で。
 館山市は、今年の秋に新しい給食センターが竣工。それまでは簡易給食です。現在は新型コロナにより学校は休校をしていますが。
 先々において、館山市、南房総市のどちらかの給食センターが災害で機能しない場合、双方で簡易給食にならないよう献立の提供支援ができるよう協定の検討を。毎年秋の南房総市の給食レストラン。
 先般、策定したあったかささえあいプランにある、こども食堂の設置ともからめて、柔軟に食の提供が望ましいと思います。

 これは市議会の問題になりますが。
安房2市1町の議会では、いわゆる動画チャンネル投稿で、議会の模様をみることができます。南房総市議会でも、コロナの3密の問題も含め、住民の知る権利の意味でも速やかな導入を。

最後に。
 昨年の台風被害に関わるお役所の手続きの中で。罹災証明書はなんとか取得。しかし、そのあとの生活再建、住宅再建、義援金の受け取りなどで、必要書類や役所に出向くことが容易でない方が、その手続きをあきらめているケースがあると聞きます。高齢者世帯の方々でそういったケースがあります。
 新型コロナで難しいとは思いますが、安否確認をかねて、可能な手続きができるよう配慮を。
また、千葉県の2回目の災害義援金の配分が決まりましたら、該当者に確実に届くようあわせてお願いをいたします。

 あらためて、こういう時だからこそ、不安解消につなげる意味でも、住民からの声を集めていただくことを。










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