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JFEスチール [京葉コンビナート]

 千葉「あおぞら連絡会」の清水さんから、機関紙「あおぞら」 87号が到着した。1面には「原発訴訟千葉第2陣判決」と「全国公害被害者総行動」の記事があり、裏面にはJFEスチールの粉塵被害の記事がある。
 JFEスチールは2005年に、汚染水流出と、排水データー改ざん事件を起こしている会社である。地元住民に、まだこのような迷惑を平然と続けていることにたいし、怒りがわいてくる。今日はその実態を、許可を得て転載する。             kawakami
     
JFEスチール粉塵被害
★ 風吹くたび舞い上がる粉塵  鉄鉱石・石炭、野積みが原因

千葉市中央区住宅街に隣接するJFEスチールから飛散する粉塵で洗濯物が汚れる、窓を開けられない等々住民は困り果ててJFEに苦情を申し入れてきましたが、ことごとく聞き入れてくれませんでした。

 千葉市に粉じんを出さないよう指導をしてほしいと申し入れるたびに市は、粉塵は風による土壌の巻き上げなど自然的なもの。物の粉砕や排ガスなど人為的なもの。大気中で化学反応して生ずるもの。さらには粉塵の成分を分析し鉄分が多いと分かっても、越境移動するから発生源は特定できない。以前からこのような説明を行ってきました。

 一方、JFEは石炭・鉄鉱石を移動するときはホースで水をかけるから粉塵は飛散しない。しかし、風が強く吹くと先が見えないほど粉塵を巻き上げます。この状況はJFEの大きな建屋のために見えません。県庁舎・きぼーる・ポートタワーなど高いところから鉄鉱石・石炭の野積みの山から大量の粉塵が舞い上がる状況がよく見えます。


★ 屋根付きで粉塵防げる

 JFEスチールが稼働(1953年)以来60年余にわたって粉塵対策を怠たまま、この間、市民は粉塵被害に悩まされてきました。
「千葉あおぞら連絡会」はもう泣き寝入りは止めよう。そのために市民の側から粉塵飛散防止対策として「鉄鉱石・石炭の貯蔵は屋根付き」等の覆いをするようJFEに提案し実現をめざす取り組みを「火力発電を考える蘇我の会」や環境問題に取り組む諸団体にこの提案の趣旨を理解して頂き協力共同して取りくみます。

JFEスチール石炭野積み.PNG



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