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「びゅうプラザ」のこと [JR]

 昨日に続く、JRに関心を持つ一市民からの寄稿記事をお知らせします。 kawakami


これから、この地域に不便になることが身近な問題として降りかかってくるだろう「びゅうプラザ」の問題について、木更津市は担当者と直接、茂原市と成田市については市長への手紙で見解を伺ったので、その状況をお伝えいたします。

(木更津市)
 企画部地域政策課が公共交通に関する業務を担当。昨年度までは企画課の担当でしたが、今年から地域政策と公共交通に関する部門を独立させ、地域政策課の担当となりました。

 鉄道やバスといった公共交通についての業務は、同課の坂上さんが担当されており、他の案件でも必要がある際には幾度となく市役所に出入りさせていただき、情報を伺ってきております。

 木更津駅のびゅうプラザの問題については、動労の記事を読んで初めて知ったとのことで、早速木更津駅長に確認したところ、「びゅうプラザの合理化を検討しているのは事実だ。」という回答があったそうです。木更津市としては今後、駅長から利用状況や近年の推移などのデータをいただき、それを踏まえた上で今後の要望を検討するという考え。駅長からは、ネット発券や予約サービスの普及で窓口発券されるお客様が減っている、窓口発券が必要なお客様には不便になるが、必要な場合を想定して代替措置として、近隣のJTBや近畿日本ツーリストといった旅行会社にびゅう商品の発券、発売業務を委託するといった策を検討していると駅長から坂上さんに回答があったそうです。

(茂原市)
 都市建設部都市計画課が公共交通に関する業務を担当。市長への手紙を送ったため、その回答文をそのまま掲載します。

「本市にJR東日本から情報提供がありました。利用者の利便性をなるべく低下させないよう代替手段について伺いましたが、詳細については検討中とのことであり、詳細が決まり次第、利用状況等も含め報告をいただき、今後の市としての対応を検討したいと考えております。」


 物事の伝わる経緯、スタンスとしては木更津とほぼ同じと考えていいでしょう。袖ケ浦駅、長浦駅の時はギリギリになるまで情報が明らかにされず、動労千葉からの情報で私たちは初めて知り、市は最後の土壇場になってギリギリでJRから正式に伝えられたという状況だったので、市が駅長に見解を伺って「事実だ」と回答したことや、こんなに早く事前連絡があったのは珍しいことです。

 これまで、動労千葉からの情報をもとに「それは事実だ」と答えたことは、袖ケ浦駅と長浦駅の問題では一切なく、市や議員も正式な申し入れを受けていないと動きが重い始末で、逆に私たちが伺った時に支社担当者から「これは誰から聞いたんだ。」と逆攻めされるような感じだったので、今回のびゅうプラザの件を素直に答えたことは珍しいと思います。

(成田市)
 市長への手紙を送ったため、その回答文をそのまま掲載します。

「JR成田駅にあります旅行カウンター「びゅうプラザ」を廃止する計画に関する情報につきましては、現在、本市では把握しておりません。しかしながら、国際観光都市を目指す本市としましても、びゅうプラザは成田から旅行を考える市民や訪日外国人を含む旅行客の方々にとって大変便利なものであると考えておりますので、その動向について注視してまいります。」


 成田市は木更津、茂原と違い、今のところはJRからの正式な申し入れは受けていないそうです。

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