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袖ケ浦市議会へ要望書提出 [議会ウオッチング]

 本日、「市民が望む政策研究会」会長名で、袖ケ浦市議会議長あて要望書を提出しました。
要望は2点あります。以下全文を掲載しますのでお読みください。  kawakami

袖ケ浦市議会へ2点について要望申し上げます

 5月1日付の「袖ケ浦市議会だより」は、今までとがらりと変わり、読みやすく、そしてわかりやすい内容で作られてありました。議会の絶え間ないご努力にあらためて敬意と感謝の意をお伝えするとともに、さらなる議会と市民の信頼を強めるために2点の要望実現をお願いするものです。

 1点目は議会の努力に水を差すような出来事が、市民には一切知らされないままに、行政内部で起きている異常事態についてです。今回の要望は、このことについて、議会の毅然とした対応をお願いいたします。
2点目は今回のような重要事項についても、議会内に設置されている「全員協議会」を、行政が便宜的に利用することに対する議会内部での検討をお願いすものです。


1、 出口市長の恣意による人事について、議会としての意向を明示していただきたい。

 すでにご承知のように、副市長候補について議会は12対7の票差で不同意であるという意思を表明されました。この決定を受けて数日後に市長は、この候補者を再雇用し企画財政部内に、新たに「政策調整室」との担当部門を設置し、室長として就任させています。それだけではなく、「袖ケ浦市行政組織規則」「袖ケ浦市事務決済規定」を全く無視した任務をこの再雇用者に与え、すでに日常的業務が行われているといった異常な実態が、市役所内部で行われ、一切市民にはその内情は公表されていません。
 私たち市民の代表である議会は、議会決定を無視した今回の「市長裁量権」に基づくと称する人事について、黙認のまま過ごされるのでしょうか。ぜひ何らかの議会の意思を表明していただきますよう要望申し上げます。

 ※ 添付資料ブログ3通 3日現在のべ737名の市民が目を通してくださっています。
  4月の全国からのアクセス数は57092通です。


2、 議会内の「全員協議会」の本来的な活動を期待し要望申し上げます。

① 「全員協議会」とはこの名称そのままに、議員各位が政党・会派にかかわりなく、
自由に政策について、学習し、論議し、意見の相違も大事にしながら、一致できるものがあれば、議会の意思として、議員立法や、行政提示の議案・政策について具体的行動に移すための協議体であるはずだと思っています。
 しかし、最近の「全員協議会」は、行政提示の議題について、行政の一方的説明を受ける会議になっていることと、議員各位の質問も満足にできないというように聞いています。行政は、本来は議会に提出すべき議案でも、全員協議会に議題として提出し、もし質問があれば、次の議会まで待つより仕方のない状況になるような事例も、決して少なくないのだ‥とも聞いています。このような「全員協議会」は必要ありません。
 「全員協議会」が本来の機能を果たされますようご検討を要望します。

②  「全員協議会」は旧態依然のまま非公開になっています。君津郡内の4市中3市は議会事務局に問い合わせしたところ、すべて公開で、(人事・企業秘密事項等以外)傍聴自由です。議会改革に意欲ある袖ケ浦市議会です。一日も早い公開・傍聴自由実現を期待し要望申し上げます。

                            以上
           

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