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袖ケ浦市議会総務企画常任委員会 1 [議会ウオッチング]

 20日午後1時半から、袖ケ浦市議会総務企画常任委員会が開催されるという連絡が友人から入った。珍しいことだ。今頃何をするというのであろうと、内容を聞くと「袖ケ浦駅海側特定土地区画整理事業区域内の土地に対する固定資産税及び都市計画税の課税誤りの原因と再発防止策について」とある。この「みなす課税」については、私たちのブログでも3回に分けて、このようなことの起きる要因を詳細に指摘した経緯がある。「これは行かずばなるまい」と、ほかの行事をキャンセルして市役所に走ったのだ。

 討議は3段階にわたって行われた。「最初は委員会内部の問題意識の共有のための討議」。2段目は「執行部の担当部(今回は課税担当)聴取」3段目は「市長・副市長聴取」の3段階である。
 今回このような委員会が開催されたことは、「議会の本務である行政執行部を監視する機能をしっかりと果たしたい」という委員会内部の討議があったと聞いている。当然と言えば当然だが、ともすれば議会運営委員会レベルで事務的に過ごしてしまうように見られがち・・と言うことに対し、議会として毅然と対処したいという意見が強く出たことは、市民として歓迎すべきことであると思う。

 担当部から意見聴取は、今回の「課税の誤り」に対し作成された、「再発防止策」の内容についての討議である。「再発防止策案」は、傍聴者には配布されなかったので詳細は不明であるが、討議内容では4点の主要な項目があったようだが、その内容について厳しい指摘が次々と発言された。

「再発防止策の内容を読むと、字ずらは良いが、本当に実現可能なのか? 職員の研修を充実させると言っても、仕事がどんどん増えていくばかりではないのか・・・研修を充実させるための予算措置は大胆にとられているのか?」
「(庁議議事録の内容を具体的に示しながら)課税課自体がみなす課税を行う意思をあらかじめ持って臨んでいたのではないのか」
「法令違反の原因は何か?事前に法令解釈の説明をきちんとすることなく、早く取れるものはとろう・・と言う意思が働いていたのではないのか?」
「意思決定に当たって誤った決定に対し、それを止める発言をだれ一人していない。発言できる状況にない組織なのか?」
「何らかの外圧はなかったのか?」
「職員の市長、副市長の意志決定に対する忖度はなかったか?」
「組織運営を改善する必要があるのではないのか?」

 並べていくとまだまだ続く。(明日に続く)     kawakami


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