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「環境アセスメント説明会」蘇我の場合 [石炭火力発電所]

 まず蘇我に建てようとしている石炭火力のことについてお知らせします。ご承知のこととは思いますが、蘇我では、川崎製鉄による公害裁判で、今でも公害被害患者がいらっしゃるという町です。「指標で知る千葉県」という統計で、最も大気汚染が激しい街として指摘されているところです。

 このような街に「石炭火力建設」の話が持ち上がったのですから、市民は黙っていません。ここに建設を予定しているのは「蘇我火力発電所」と言い中国電力とJFEスチールという会社で、107万kwの発電を目標にしています。

 ある自治会で、住民のアンケートを取りました。意見の中には「私の子どもは喘息です。とんでもないところに移ってきたものです」「蘇我地区に住んで46年になります。主人の父は公害認定患者でしたので話は聞きました。私は何でもないのですが子どもと孫たちのことが心配です」といった回答が並び、その総計のグラフは下記のようになっています。

 さてこの蘇我火力発電所建設の「環境アセスメント評価方法書」の説明会が開かれました。ところがこの説明会はでは許せないこととして、いままで挙手で説明会を行っていた千葉パワー社が住民の激しい”粉塵でベランダが汚れるのをなんとかして”という意見がでて困るので、質問を挙手ではなく紙に書かせるように変更しました。こんことについて多くの人たちが反対の意見を述べています。怒りの声を書きます。

 事業者側の説明会運営に怒りを感じました。事前質問事項の書面提出(提出された質問以外受付けずとの傲慢さ)それに対する事務的な回答手法には、断固抗議し、受入れられません。16日に予定されているJFEと行政と蘇我の会の話し合いにもJFEから事前に文書での質問書の提出が求められましたが、これについては、拒否しました。
 まるで国会質疑等ならともかく、市民団体での手法としてはいかにも上から目線で、断固拒否をせねばと思っています。

 今日9日は市原で説明会が開かれています。今日はこのことに対する抗議から説明会は開催されると思います。

 さてわが袖ヶ浦での「環境アセスメント評価方法書」説明会では、これと同じ呆れた方法でした。間もなく公表されるであろう「環境アセスメント評価準備書」説明会では、このような一方的な方法を許してはなりません。明日は横須賀の説明会の報告を書きます。(クリックすると大きくなります)

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                              kawakami
 




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