SSブログ

「ふるさとを守る会」通信 [残土埋め立て問題]

事業現場周辺2kmの住民8割の同意を得ることを明記した木更津市の厳しい残土条例に、風穴を開けるべく乗り込んできた高尾産業ですが、住民の強固な反対運動に会い、現在頓挫の状況にあります。「ふるさとを守る会」は反対運動に結集した地元住民の会です。その会の通信第8号が届きました。その通信の中からいくつかの記事を紹介しましょう。

★ 長期戦に備えて
ご承知のように高尾産業は、昨年7月、事業の障害となる残土埋め立ての反対運動を差し止めようとした仮処分の申請を取り下げて以来、残土問題を避けた内容の広報を出し続けています。つまり、当該地区イメージアップのため、桜の木の植樹、排水システムの構築、福祉施設への協力、緑地帯の設置、調整池の新設、アレチウリ対策(侵略的外来植物)、太陽光発電など、光沢紙を使用してPRをしています。そして機の熟すのを見て「残土承諾」を得ようとしているのが見え見えです。

あえて言わせていただければ、『調整池の建設』は残土埋め立てに伴うものであり、降雨による流速が速まるために設けられるものであり、現状のままであれば、むろん調整池の建設などは、必要ないことなのです。アレチウリ対策といっても、この地区に限ったことではないでしょう。広域的にとりくむというのであれば別ですが・・

「ふるさとを守る会」は、残土埋め立てを除いた部分に反対しているのではありません。あくまでかけがえのないふるさとの地を間違っても汚染などすることのないよう、目を光らせていくということなのです。
今年はサル年。今年こそ、この残土問題が去る(猿)よう願わずにいられません。
あのような広報に惑わされることなく長期戦に備えて頑張っていきましょう。

◎ 私たちは「ふるさとを守る会」の運動を支援しています。「ふるさとを守る会」では、地域住民の71.5%もの反対署名を集約しています。素晴らしい活動の成果です。今年もともに活動を強めてまいりましょう!(下の写真は羽田に降りるときに見える荒廃した自然風景です)


自然破壊.PNG

kawakami

nice!(8)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0