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下流老人~投稿~ [その他]

 会員が、「後援会便り」に寄稿した文章を、本人のご了解を得ての転載です。 lkawakami


 いま、藤原孝典さんの著書「下流老人」が話題を呼んでいます。「下流老人」とは、「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」を意味する著者の造語だそうです。
 具体的には「収入がとても少ない」「十分な蓄えがない」「頼れる人がいない」の三つの「ない」状態の高齢者を指すそうです。

 なるほどと思いました。年金暮らしだから、先行き不安です。しかも年金は減らされ、消費税は上がる。物価は上がるで「下流老人」予備軍です。だれか病気になったらと思うと心配でたまりません。
 貧困に陥るのは、生活に計画性がないとか、自己責任だとか言われるようですが、どこか違うように思うのです。

 今、労働法制は改悪され、現役世代の「ワーキングプア」は、1239万人と増え続けています。これは「自己責任」ではありません。消費税を増税して社会保障を充実するといっておきながら、今年度も予算を減らす、最低保障年金制度は口先だけ・・・何が「アベノミクス」か、大金持ちと大企業だけが潤っているだけじゃないですか。

 今の安倍自公政権は、まさに「下流老人」製造政権ではないでしょうか。
早く「退場」させたいと思う昨今です。
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コメント 1

下流老人予備軍

>何が「アベノミクス」か、大金持ちと大企業だけが潤っている

ぜひ、公務員も追加していただきたい。
そして、例の3万円支給策で高齢者の批判がかわせると思っているとしたら、ずいぶん老人も舐められたものである。
by 下流老人予備軍 (2015-12-08 13:14) 

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