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24年度活動総括討議~その6・議会ウオッチング~ [議会ウオッチング]

☆ 朝日新聞で大きく取り上げられた袖ケ浦市議会を、市民の目から見たらどう見るのか。
総会では、2点にしぼっての討議が行われた。

1、 一般質問登壇数
議会の華は年4回の本会議での一般質問である。一般質問の時間は、一人30分。答弁
含めて1時間以内である。1年に2時間、4年の任期で8時間が、議員の本務である行政を監視するために与えられた一般質問の時間である。「こんなに短くてよいのか」という疑問はあるが、議員はこの一般質問をいかに有効に使っているのであろうか。3月議会で任期中16回の本会議で10回が終わった。その点検をしてみたのが下記の表である・・・ということで一覧表を作ってみた。ここにはまだ公表しないが、その特徴的部分について報告する。

① 議長・副議長は交代で議長席に座っている関係上除外し、21名の議員が発言通告可能
な議員数である。しかし残念なことに、毎回8名から11名の登壇数にとどまっている。せっかくの権利であり義務である質問の機会を自ら放棄している。不思議なことであると思う。

② そんな中にあって10回すべての登壇されている議員3名。(田邊議員、篠崎典之議員、
篠崎龍夫議員)9回2名(前田議員、励波議員)8回2名(笹生猛議員、緒方議員)の方々
には拍手を贈りたい。また副議長でありながら、2回登壇されている塚本議員にも健闘をたたえたい。一方登壇回数ゼロから1~2回の方々がなんと5名(副議長除く)もいらっしゃる。本人の名誉のために名前は公表しないが、あと本会議は任期中6回残っている。奮起を望みたい。

☆ 入札に関する討議
 下の表は、昨年度入札55件の一覧表の一部です。会員の方が作ってきてくれました。この一覧表を見て、私たちの討議が始まりました。

「予定価格は事前に明示するそうですよ。それにしても落札すべて95%を超える落札率もすごいけれど、それより入札社の入札金額が横並びに微妙に並んでいるのが面白い。これは見えない形で行われている完全な談合だね。」
といった話が出て、率直な討議がこの後展開され、意見は二つに別れました。ここに提示する資料は全部市のホームページに出ているものです。さて二つの意見、議員さんたちはどちらの意見をよしとするのでしょう。やはり黙認が一番良いのでしょうか?
本来行政に糺す問題ですが、議会で取り上げにくい問題であろうと思い、私たちで討議したものです。

① の意見・・すべて一般入札にしたら、みんな市外の業者に持って行かれますよ。地元企業
育成の意味もあり、このくらいの小規模入札では、黙認した方がいいんじゃないの?

② の意見・・それはないですよ。全部市民の税金の使い方ですよ。小さいからと言って、談
合に目をつぶっていてはいけないと思いますよ。それから、すべて一般入札が本来的筋ですね。

ここでは一覧表は掲載しませんが、議員の皆さん方なら、すぐお分かりのことと思いま
すのでご了解願います。

kawakami


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