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石炭火力発電所 [石炭火力発電所]

過日、現在ある東電の前の出光の土地に、石炭火力発電所建設計画があることをお知らせした。市にとっては、法人税がどんと入るというので大喜びであろう。


そんな喜びに水を差すようで悪いが、本当に石炭火力でよいのか・・という疑問を今日は提示しておきたい。


まず第一に、なぜ、いま石炭火力なのか・・政府が政府は、石炭火力発電所の新増設を事実上認めないこれまでの政策を転換し、石炭火発推進に大きくハンドルを切った。
新増設に必要な環境影響評価(アセスメント)の審査期間を現行の3年から短縮、新増設は2年余りに、建て替えは1年余りになる。背景には原発の長期停止に伴う液化天然ガス(LNG)など(現在の東電の火力発電原料)火力発電燃料費の増加で電気料金が上昇していることがある。発電単価が安い石炭火力を新増設しやすくしたいというわけだ。


 率直に書こう。石炭火力の問題点10ケ条を今日はならべておく。


★ 石炭に反対しなくてはならない10の理由

1.世界のCO2排出の半分は、石炭火力発電所から!最大のCO2排出源。
2.毎年90億トンのCO2が石炭火力発電所から排出されている。
3.石炭火力発電所は、空気・水・そして体を汚染する「水銀」の最大の排出源
4.中国の石炭火力発電所は、3億7500万トンの石炭灰を出す。25秒に1回オリンピックプールをいっぱいにする量。
5.中国の石炭火力発電所は、黄河の年間流量の6分の1を占める99.7億㎥の水を使用。
6.炭鉱の汚染物質の90%が水を汚染し、それは炭鉱閉鎖後も数十年続く
7.オーストラリアの石炭輸出拡大で、10000隻の船がグレートバリアリーフを通過する。
8.石炭ではなく、農業へ水を!インドの11000の村は、過去40年で最悪の干ばつに苦しんでいる。
9.中国では、2012年、風力発電の伸びが初めて石炭発電を上回った。
10.アメリカの草の根運動はこれまでに135基の石炭火力発電を止めた。残るはあと377基

kawakami
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