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火葬場建設について~田邊市議の議会レポートから~ [火葬場問題]

 田邊恒生市議会議員の6月議会報告が出た。田邊議員は議会終了後必ず「議会レポート」を後援会の皆さん宛の文書と同時に、ご自分のブログに記載している。すでにその数55号に達している。
今回発行された議会レポートから、ご本人の了解を得て、市民に関心の深い「火葬場建設について」の記事を、原文のまま掲載させていただいた。この問題での経過と現状を確認することができる。なお読みやすくするため文節ごと、行間を開けてある。
                          kawakami

火葬場建設について(最近の動き)

 本市の火葬場建設は独自建設を目指しS52年度から進められてきた。当初、林・久保田・根形地区を候補地として検討されたが地元合意に至らず断念している。その後、南袖に建設決定、用地取得までしたのに地元高須住民の反対で市長は断念を表明した。
議会は反発。そんな中、木更津市から共同建設の打診が来て協議が始まっている。

1)南袖への建設断念表明
・南袖に議会の議決を経て火葬場用地を取得(H11年12月)面積:16,528㎡ 取得価格:11億5千万円
・市長は高須地区住民の合意が得られず「南袖断念」を表明(H20 年3月)
・議会は議決して多額な費用を支出したのだから簡単に断念をすべきでないとして「メモリアルパーク南袖建設計画断念の撤回を求める決議」を可決。(H20年9 月)。動きが無いので議会は質問状を提出(H21 年4月)
・議会は「メモリアルパーク検討特別委員会」を設置(H21 年9月)特別委員会の結論(まとめ)が報告された。(H24 年6月)

◇火葬場建設経緯の素朴な疑問
①高須地区の地元合意がないまま、議会の議決までして、なぜ南袖に用地を購入したのか。(15 年前購入)
②高額な取得費なのに多少の反対があっても建設すべきではないか。

◇メモリアルパーク特別委員会の結論
①火葬場用地の選考において、断念した南袖も一つの候補地として検討すること。
②南袖用地以外を選考した場合は議会に報告し了解を得ると共に、南袖用地の有効な活用方策を検討し報告すること。
③上記に於いて有効な土地活用方策の確定なしに火葬場建設に係る一切の手続きに入らないこと。
④火葬場建設にあったっては議会と共に進めること。

2)林区より火葬場建設候補地の要望書提出(H23 年11月)
・市営墓地公園の隣接地への市単独建設要望

3)木更津市から共同建設の打診(H23 年11 月

4)共同建設、南袖用地の活用の方向性表明(H25 年2月)
・木更津市との共同建設の協議開始。施政方針にて協議開始表明。
・南袖用地の活用は賃貸を検討
<参考> 現在評価額3億1千万円(H24 年地価公示価格から推測)

◇木更津市との共同建設の協議は良いが、11億5千万円で購入した南袖用地の活用が課題です。
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