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第13回袖ケ浦農業委員会総会傍聴記    [農業]

第13回袖ケ浦市農業委員会総会が開かれた。議事案件が終わった後、その他の事項に移った。委員からの動議発言があり、「贈収賄にかかわる不祥事再発防止のための委員会設置」が提案され、採択された。この総会前に議事進行手続きにおける動議の扱いについての学習会があったと聞いた。早速それが実現したわけである。

前回総会では、委員の問題提起がすべて議長の一存で黙殺された経緯がある。今回はそのことを乗り越えて、曲がりなりにも委員発言を尊重せざるを得なくなったことがこの事実で明らかになった。議事運営に全く不慣れの上に、都合の悪いと思われることについては黙殺する隠蔽体質の議長(会長)のため、ずいぶん時間がかかったが、まずは一歩前進されたことを喜びたい。

実は、私たちが幾度かの総会傍聴で、一番気になったことは、この議長(会長)の委員発言を軽視し、独断で黙殺する議事扱いであった。そのため、民主的な議事運営と透明性を強めることを会長あて提出したのが、今回の要請書であったのだ。この要請書の扱いについて、誤解も含めて2点の問題点を指摘しておきたい。

1、 市議会では要望書、陳情、請願いずれにおいても、全議員にその内容は公表され配布される。陳情・請願ではその趣旨説明を求められる。市民の意見箱に投書した場合、市当局から、必ずその回答が来る。農業委員会も公的機関である。会長の恣意によって市民からの正式な要請書の委員配布を拒否することは、通常あってはならないことだと私たちは常識的に考えている。しかし、会長、会長職務代行、事務局長3人の判断で配布がとめられた。その理由は、委員皆さんはすでに要請書の内容を承知のことと思うので・・という理由にならない理由であった。そのため、このことにかかわる討議が動議として提出採択され、討論になっても、議案内容不明の方々が多数いらしたに違いない。住所のわかった一部の委員にのみお手紙を差し上げていたからである。このような一部幹部の恣意による扱いについては厳しく抗議する。

2、 善意の委員から、私たちの文書を議題として提起し討議していただいた。しかし文書で指摘した項目は、4点ともに1月総会で委員各位から提起された問題で、私たちが取り立てて、提起したものではない。この4点とも、会長によって黙殺された事項であることを思い出していただきたい。しかしこの討議のお蔭で、1月総会での、委員各位が提出した問題を審議したことになった。

3、 結論の是非は別として、最後に今後とも委員各位の意見が黙殺されることなく、自由闊達に交換できることを願っていることをお伝えしておきたいと思う。


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