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袖ケ浦市介護・高齢者支援に関する出前講座 [後期高齢者]

31日の夜、私たちの第87回定例会が開催された。この日は市にお願いして、介護にかかわる「出前講座」を開催した。市からは、介護・高齢者支援・地域包括支援センターの3室長と課長の4人が参加してくださった。この日の講座と質問討議の中で特に感じた重点を個人的感想も含め報告する。


★介護保険制度を巡る国の制度改悪の方向が論議されている中で、支援事業が切り捨てられ、在宅介護は一層増えることが予想されている。市ではあらたに「地域包括支援センター」の分所を図書館1階に設けた。更に平川地域にも設置する方向で検討中とのことである。行政担当課・保健所・NPO・医療・介護事業所、更には自治会も含めて、地域ごとに、総合的な高齢者支援対策を強化する方向での取り組みであると理解する。
地域にはあまり周知されていないようだが、過日図書館の分所に仕事の内容を聞きに行ってみたら、ベテランの保健婦さんが、丁寧に説明してくれた。担当課の創意ある調整力を期待したい・・参加者からも強い期待の声が上がっていた。
特に自治会との対応で地域への浸透を強化する必要性を感じた。

 
★現在袖ケ浦市では、特別養護老人ホーム入所希望待機者が230人ほどいらっしゃるという。市では小規模特養ホームの設置を目指しての取り組みを強化しているが、なかなか関係者との調整がうまくいかないようだ。単に予算のあるなしの問題ではなく、やはり地域を包括した理解の浸透とも関係があるような気がしてならない。


★参加者からは、市民からの意見や、相談における担当窓口の対応などで、自分が当人の立場に立った対応をお願いしたいとの意見があった。相手は高齢者だけに百人百様でプライドも高い。窓口の苦労もわからぬわけではないが、頼りにされる窓口になってほしいし机上ではなく、体を動かす対応をお願いしたい・・との希望である。


勤務時間外に、言ってみれば担当課挙げて、資料も準備され説明をいただいたことに感謝したい。会員以外にも6名もの参加者があった。行政と市民が率直に語り合い、信頼し合える関係構築を、今後とも準備したいものと考えた出前講座であった。

                             kawakami


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