木更津市の場合～常任委員会全会一致可決～残土条例

「全会一致で可決された残土条例」

 

　木更津の残土条例が審議されたのは丁度2年前の平成22年の3月議会です。

木更津の条例の目玉は何と言っても「残土処分場から2000m以内の住民の8割の同意を取ること」です。

残土処分場では今まで、様々な問題が起こっています。例えば汚染土や産廃が混ざっていたり、規定よりかなり高く盛り土をしして土砂が崩れ落ちたり、汚染された水が流れ出したり、といろいろ問題があったので市民が本当に安心できるために2000m以内の住民が納得し安心できるようにするために同意条項を入れました。

 

　この議案は経済環境常任委員会で審議され、委員から2000m以内の同意について賛成意見が出され全会一致で可決されたものです。

本会議でも委員会報告の通り可決されました。

木更津の条例はこのように市民の安全・安心を最優先にして条例が作られています。

 

　2年も遅れて袖ヶ浦市でも、この3月議会に残土条例が出されていますが、３００ｍ以内の同意というまったく後退した内容になっています。

これで周辺の住民が安全・安心して過ごせると本気で思っているのか市の見識が疑われます。

 

 

 

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