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あきれた環境審議会傍聴記(2)~市は業者のため?~ [残土埋立]

 

 昨日に続き傍聴記を書きます。

 

 やはり同意の件で委員より

『一部の人だけの同意ではなく、隣接地域の自治会の同意を取った方が住民相互のしこりが残らない。少数の人でなくある程度の人数の同意を取った方が部落がうまく収まる。将来環境に大きな影響が出たとき一部の人の同意で決めたとなると、その人に大きな道義的負担がかかる。同意を8割とした根拠は何か。』

などの意見が出されました。

 

 根本主幹から『今までは同意の条件が無かったのでそれよりは進歩だ。8割という明確な根拠はないが千葉県の廃棄物処分場に準じた。自治会単位も考えたが300mとはっきり書いた方がわかりやすい。』

 

 パブリックコメントで『1000m以内の8割の同意を取る』との意見に対しては『合意形成を目的としたので300mとした。』との説明。(これって300m以内でないと合意形成(同意)が取れなくて業者が困るってこと?)

 

 このような市の説明を聞いて、市民の立場に立っているのかはなはだ疑問を感じた。地元住民が本当に安心できるようにするならば、ある程度の範囲(例えば1000m)の住民の同意ならびに自治会や水利組合の同意も取るべきです。もし業者が隣接300m以内の同意を取ったとしても自治会や水利組合の納得が得られず、反対決議が出されたりしたら市はどういう対応をするのだろうか。この条例に従えば許可を出さざるを得ず結局業者の言い分を聞いて市民の意見を封ずることになる。

 昨日書いたように市は市民より業者のために仕事をしていることになり、 高い市民税を払って市の職員に給料を出していることが馬鹿らしくなる。市民は自分たちのお金で自分たちの首を絞めていることになりますね。

                            傍聴人

                                                                


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