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残土条例案袖ヶ浦市議会に上程~その1~ [残土埋立]

  3月議会は通常予算議会である。しかし、今年度3月議会には重要な条例が議題に含まれる予定である。その中の一つに「袖ヶ浦市土砂等の埋め立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の全部改正条例(案)」という長い題名のつく条例がある。通称「残土埋立規制条例」である。

  従来残土埋立に関する許認可権は県にあった。これが平成15年に、地方自治体が独自で県条例以上の条例を制定することで県条例の適用除外とされ、市独自で規制することもできるよう、県条例が改正された。これを受けて隣接する木更津市、君津市と独自改正が進み、ようやく袖ケ浦市も重い腰を上げたという流れになっている。

 しかし、今回上程される条例案は、せっかく独自に県条例と同等以上のものを作成できるというのに、木更津市、君津市に比べてみると、市民に目を向けた「埋立規制条例」ではなく、「社会的に必要な事業」という従来通りの前提に立った業者に甘い内容になっているといわざるを得ない。その問題点について、他市との比較を含め指摘し、厳しい議会討議の素材にしていただきたいものと願い、問題を提起する。

 次回以降、詳しくその内容を記述したい。

                                                   kawakami


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