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原発はトイレの無いマンション [原発災害]

 私が大学の頃、日本の原子力発電が始まりました。大きな問題になっていて、その時に一番印象に残っている言葉が「原子力発電所はトイレ無きマンションだ」という言葉です。原発では必ず放射性廃棄物が生産されます。この物質はご存知のように、放射線を出し続けます。放射線を出す能力(放射能)が半分になる時間(半減期)は、放射性物質により異なりますが、この時間は神様でも変えられないものです。放射能をなくすことは絶対にできず、、ただ時間の経過を待つだけです。ですからこの処理は、人の生活する場所から離れたところに、そのまま「隔離」するしか方法はありません。このように。放射性廃棄物を毒性が無いように処理することは絶対できず、垂れ流しと同じで「トイレの無いマンション」と、今でも言われています。

 放射線の影響は、この範囲なら安全、これを超えると危険という境界の値(この値を閾値~しきいち~といいます)はありません。例えばコップの水は、コップから溢れない限り回りを濡らすことはありません。このコップの容量が閾値になります。しかし放射線はDNAを傷つけます。これは少しであれば少しなりに、多ければ多いなりにDNAを傷つけますので、ここまでは安全という閾値がないのです。自然界にある放射線は別として、できるだけ放射線を浴びない方が良いということです。

 今この地元にも、下水処理をした放射性物質を含んだ汚泥が、3箇所の処分場に運び込まれています。皆さんの飲む水を取水している小櫃川の上流にある処分場にも捨てられています。皆さん監視を強めた方がよいですよ。
                                       (一会員からの投稿です)
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