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8月は平和の月 [平和]

 8月に入った。6日、9日と人類初の原爆投下の日であり、15日は敗戦の日である。この66年間、戦争で他国の人を殺したり、また殺されたりしたことの無い平和な日々を送ってきた。この状態をもっともらしく「平和ボケ」などとのたまう有識者と称する人たちもいるが、「平和ボケ」であろうと、毎日何事も無く平安に暮らすことができるということのありがたさを、この月が訪れるたびにしっかりと刻み付けたいものだ。

 今月は、身近なところでもいろいろな行事がある。まず例年のことであるが、市役所ロビー壁面を利用して、8月1日から15日まで、原爆写真展が開かれている。今年は、また新しい写真が展示されるということである。平和都市宣言をしている袖ケ浦市にふさわしい取り組みであるといえよう。同じように、木更津では、民間団体の主催で、これも8年間続いている「2011年平和のための戦争展」が6日から11日まで開催される。今年はアフガニスタンで27年間にわたって支援活動を続け、現地の人たちから絶対的信頼を克ちえている、中村医師を中心とした「ペシャワール会」の現地報告写真展が加わっている。また中央公民館における、この展覧会会場を中心に、毎日のように「戦争体験を聞く集い」や「戦争遺跡めぐり」などの行事も組まれている。この中には「被爆体験者」である袖ケ浦市にお住まいの方の、お話もある。

 袖ケ浦市では、7月20日に例年通り「平和行進」が行われた。今年は5人もの人たちが、広島での「原水爆禁止大会」に、参加するという。小さな小さなこれらの取り組みの一つ一つを大切にしたいものだと、改めて思う日々である。

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