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予算委員会傍聴~災害問題一色~ [議会ウオッチング]

 予算委員会冒頭、福原委員長・渡辺議長の挨拶は今回の災害に対する市としての支援施策の提案要請であった。一般質問を終えた時点の3月17日に、このブログで、総括内容として議会討議の中に、今回の災害に対する具体的支援提案や議論がなかったことについて、非常に残念である旨の意見を掲載した。早速ペンネーム一寸法師さんと、篠崎典之議員からのコメントが届いた。まずは、ここに再度掲載させていただき、ご厚意に感謝したい。

 袖ケ浦市でも市の予算の1割でもカットして被災者救援のために援助しても市民は文句は言わない。それを提案する議員や市長はいないものか。
by 一寸法師 (2011-03-17 23:06)


 日本共産党袖ケ浦市議のしのざき典之です。議会傍聴や日頃の活動に敬意を表します。
ご指摘の通り、これだけの災害が発生するなかの市議会として、一般質問でもっと大胆な提案を迫るべきだったと反省しています。袖ケ浦海側開発には、これまで税金で市が積立てて来た基金14億4千万円が投じられます。だいたいこんな事態の中で開発など推進している場合ではありません!海側開発は、宅地開発中心ですが、千葉市や浦安市では、埋め立て地の液状化で宅地は大変な被害です。今回の大地震では、湾内である内房にも大津波警報が発令されました。私なら残土で盛り土した海側の土地に住む気にはなれません。売り出したところで完売する保障にも疑問が出るかも知れません。開発は、凍結して避難民受け入れや復興支援、公共料金負担軽減など市民生活応援を優先させる新年度予算にすべきと思います。22日からは、新年度予算案の審議が始まります。市長は、出席しませんが、可能な限りの提案をしたいと思います。そのために今からでも袖ケ浦市議会、市政として何をすべきか、なにができるのか、ご提言や御意見をいただけると幸いです。
by しのざき典之 (2011-03-18 03:21)

 これらの反応のせいか、冒頭、篠崎典之議員の質問から始まって、災害に対する市の具体的支援内容、市内の地震、津波等に対する災害対策等・・次から次へと質問が集中した。その中での前進面と問題点を指摘したい。

 前進面は、市として3月18日に老人福祉センター1階に約100坪の部屋を用意し、24日から受け入れることを県に連絡した。21日現在既に7名の方が来訪し状況を聞きに来ている。支援物資を用意し県に連絡したところ、現在持ち込まれても配送できない状況と待機させられている。(ここでいう県とは千葉県か被災地県か不明)

 問題点は、災害日から1週間たった18日までなんらの動きがなかったこと。すべて県の指示を待つ姿勢が抜けきれていないこと(自立した行政になっていないこと)。連休明けにならなければ受け入れられないというのんびり体制。

 市内の避難体制や防災計画の問題点等、質問は次々とあったが、まずはここまでの報告とする。

                                                 KAWAKAMI


 


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