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高谷地区残土埋立計画説明会・・傲慢業者の姿勢 [残土埋立]

 11月3日夜、高谷地区残土埋立業者の第2回目の説明会が開催された。業者からは冒頭の説明で、1回目の懇談会を行ったという実績をもとに、すでに本申請が為されたことが報告され、会場は騒然となった。業者は形式を整えるため、地区住民の反対意思など関係なく、書類整備の必要上説明会を行ったことになる。本申請をするに当たっての連絡もしていない。このような不誠実な態度に地元から次々と抗議の声が湧き上がっていた。

 討議の中で特に考えさせられたのは、地元との話し合いということで、地元以外の人たちを排除しようとする業者側の態度である。こと、袖ケ浦市民の水源地汚染に係る問題という認識は、業者には皆無と見える。地元の人たちは、
「政策研究会も含めて、土地改良区の人たちや、水利組合の人たち、篠崎議員等は、地元の私たちが招待したのだと明言し、それがなぜ悪いのだと」
と詰め寄り、業者も口を噤んでしまった。

 残土埋め立て問題は、産業廃棄物問題に比べて、業者にしてみればハードルが低い‥ということから、地元の反対など蛙の面に何とやら・・・といった感じなのであろう。
 木更津市は独自の残土処理規制条例を作った。内容で言えば「半径2km以内の住民の合意が必要」ということで、業者自身が「木更津では埋め立てはできない」と発言している。

 それにしても、市役所の対応は、議員諸侯の関心はどうなっているのであろうか。今回の地元の反対運動は、地元住民の生活を脅かすものであるということだけにとどまらず、袖ケ浦市民の水源汚染と、下流農家の農地汚染につながる怖れのあるものであるということに、関心はないのであろうか?

 本申請が為されたあとは、黙っていれば2か月内に県での書類精査は終了する。急速な反対運動の広がりが求められていることを、市民に大きく訴えたい。

                                      事務局  かわかみ
 
 
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