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講演会 [水道事業]

   ◆ 講演会               関 巖

 昨日5月14日に、水道問題に詳しい尾林弁護士を迎えて講演会を開きました。袖ケ浦市の内外から予想を遙かに超える110名の参加者を迎え、市民の関心の高さがうかがえました。
 現職の市議多数、元職の市議、元衆議院議員、元水道管理者など多数の方も来られました。

 講演では、日本国憲法第二十五条は、
(1)「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
(2)「国は、すべての生活部面については社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と、規定しています。
 公衆衛生の向上、増進には清浄な水道を国民に届ける責務が国にあることを述べています。

 また水道法第1条(目的)には、「この法律は~~清浄にして豊富低廉な水の供給を図り~~目的とする」とあるように、きれいな水を安く豊富に市民に提供することは行政の責務です。

 このようなことから水道は『商品』として私企業が扱うことは絶対に許してはならない事がよく分かる講演でした。
 参加者の感想にも皆さん民営化絶対反対の意見を寄せられていました。
今後かずさ水道広域連合企業団の動きを常に見ていき民営化をさせない運動を続けて行きましょう。

講演会参加者風景.PNG
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