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賛成討論・反対討論 2 [議会ウオッチング]

  市議会には、年4回の本会議で、どのような討論がされたのかがよくわかるように、丁寧な議事録が記録として残されている。因みに昨年の3月議会(議事録では2月召集議会)最終日3月24日の議事録を開いて読んでみた。

 議案中、3月議会の中心議案ともいうべき年度予算については議案16号と20号がそれにあたる。
予算特別審査委員会・委員長の佐久間清議員が委員会討議内容と結論を説明。
 笹生猛議員が、その説明に対する質問が行われている。
 その後、反対討論が篠崎典之議員、次いで賛成討論が鈴木憲雄議員から行われている。

 その内容を読むと、予算内容についてのどのようなことが問題点なのかが、反対討論の中で浮き彫りされている。
 一方、この予算内容は、今行政はどの部分を重点に取り組もうとしているのかが賛成討論の中で見えている。

 難しい議案内容について、金額が並んだ一覧表を見ても、なかなか私たちにはわからない。しかし、この二つの討論を読むと全体が見えてきて、予算案に対する読者としての評価判断を下す視点が明らかになる。

 私の個人的見解だが、反対討論の中からは、市職員が残業で退庁時刻が24時とか、午前1時とかに及んでいる実態に驚くと同時に、なぜこんな勤務体制に職員は黙して語ろうとしないのか・・との疑問がわいてくる
 賛成討論からは、防災行政無線の更新やIP無線機の購入等、台風被害に備える新しい取り組みの姿や、保育行政拡充のための取り組み等何を重点にしているのかという、現行政の姿勢が見えてくる。

 この議事録は、昨年3月の予算議会での議事録である。今年3月の議会の結果をこのように早く読めたら、議会がもっと近くなるであろうに・・・ということで、賛成討論、反対討論の併記紹介を3か月後に読むのではなく、直ちに行おうというのが今回の取り組みの意図であった。

 お願いした議員の方々からの原稿が、次々と届いているが、締め切りが7日の昨日であった。忘れていらっしゃる方もおられるようなので、2日間余裕を置き10日から公開する。お楽しみに  
        乞うご期待

                                    kawakami



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産廃施設拡大差し止め訴訟に千葉地裁不当判決 [産廃処理場]

 産廃施設拡大差し止め訴訟に千葉地裁不当判決

 報告が遅れましたが、私たちの命の水に係る重大な地裁段階での不当判決が出たことについて、「ふる里の水を守る会」からの号外が届いています。その一部を文面通り報告します。     kawakami

 令和元年(ヨ)第104号 産業廃棄物処理施設建設及び操業停止仮処分申し立て事件。
千葉地方裁判所 令和3年2月19日「却下」決定と東京高裁への「即時抗告」について

 新井総合施設株式会社管理型最終処分場「君津環境整備センター」第Ⅲ期増設工事と操業の停止を求め千葉地裁に提起した仮処分申し立ては残念ながら「却下」と決定されました。
 根源的問題は、証拠資料の大部分を当事者である新井総合が発出しているため、都合よく操作できるという点。事業者を厳格に指導監督するはずの許可権者千葉県と、事業者の関係は非常に密接で、県民の生命を守ることが使命である千葉県からも必要とする情報が得られなかったこと。真実の情報は、事業者と千葉県の手の内にあるということです。私たちは開示された限られた資料から様々な矛盾を探し出し、知見を持った専門家に協力を求め、科学的論拠と客観的事実を突きつけて、第Ⅲ期増設工事及び操業の停止を求めました。

 ところが千葉地裁は、債務者新井総合に安全性に係る立証責任があるとしながら、争っている一方当事者である新井総合自身が作成した資料をほぼ全面的に肯定し「却下」を決定しました。この決定は新井総合作成資料に依拠しているため、多くの矛盾を抱える決定となりました。そこで私達、ふるさとの水を守る会は、債権者の皆様のご理解とご協力をお願いすることとし、原決定の取り消しを求め令和3年3月2日、東京高裁に「即時抗告」することといたしました。「即時抗告」の結論は数ヶ月で出る予定です。

 残念ながら第Ⅲ期―1処分場は令和3年1月廃棄物搬入が開始され、第Ⅲ-2処分場は令和4年8月工事完成予定です。

 今こそ本当の正念場です。第Ⅲ期で止められなければ、おそらく第Ⅳ期,Ⅴへと拡大することでしょう。
 裁判だけでは止められません。この問題をできるだけ多くの方々に知っていただくこと。声を上げて政治、行政を動かすこと。今総力を挙げ処分場問題に立ち向かえなければ、私たちの後を歩む子供たちに禍根を残すことになるでしょう。これから生きる子供たちのためあきらめるわけにはいきません。
 ともに立ち上がってください。お力をお貸しください。皆様の尊い想いを結集してください。
 
 

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オスプレイ木更津へ飛来 [オスプレイ]

 木更津の野中さんから。次のメールが届きました。   kawakami


 住民の会のみなさんへ
木更津市のホームページに5機目の飛来情報がアップされましたのでお知らせします。
明日ですが、岩国から離陸の情報が入り次第みなさんにご連絡します。
よろしくお願いいたします。
                 2021.4.5 野中晃
木更津市のHP
 令和3年4月5日 5機目  陸上自衛隊V−22オスプレイについて、
 先般、米軍岩国基地に到着した計5機の機体のうち、所要の準備が整った3機目(通算5機目)となる機体の 木更津駐屯地への輸送飛行が4月6日(火)に予定されているとの情報がありましたので、お知らせいたします。なお、飛行日程については、天候等により変更となる可能性があります。変更があった場合には、改めてお知らせいたします。


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袖ヶ浦市議会 賛成討論 反対討論 1 [議会ウオッチング]

 以下のお手紙を、袖ケ浦市議会議員該当者あて送付先あて名を書いてお届けしました。締め切りは7日です。10日から公開します。お楽しみに・・
                                 kawakami


                                     2021.3.29
袖ケ浦市議会議員            様
      袖ヶ浦市民が望む政策研究会
                              会長  関    巖

 3月議会が終了しました。今年度の予算をはじめ重要議案の審議お疲れ様でした。
まずは、深い敬意と感謝の意をお伝えいたします。

 さて、議案審議中、第3号議案、11号、16号~19号議案採決において、賛成討論、反対討論が行われています。
私たち市民にとっては、予算審議を含めて、議案内容についての理解は容易ではありません。
そこで、議案内容について、「どのような内容なのか」「何が問題か」「問題についてどう考えたらよいのか」を知るための一番の方法を話し合ってみました。結果としては、全員一致議案を除き、賛否のあった議案については、賛成討論、反対討論を並べて読んでみると、上記3点について理解と、判断が容易になるのではないかと考えました。しかし、議事録ができるのは3か月後です。「鉄は熱いうちに打て」という言葉もあります。すぐ知りたいというのが人情です。

 そこでお願いがあります。議案ごと、賛成討論・反対討論内容を私たちのブログに併記して、市民に紹介する計画を立てたのです。
私達のブログは、月間アクセス通常5万通~7万通。石炭火力の時には11万通を突破しています。ローカル版に分類され昨年は全国15位に位置づくことができました。今年度も引き続き市政についての建設的問題提起は続けていくつもりでいます。

 つきましては、賛成・反対討論をされた方の討論内容の公開をお願いしたいのです。
ブログ掲載の原稿を4月7日までにお出しいただければ幸いです。4月10日から順次公開の予定です。なお討論内容の内容・是非についてのコメントは一切つけません。討論原稿そのままの掲載です。送り先は下記あてになります。
ただし、4月7日までに原稿をいただけない場合は、いただけなかったことをブログに書かせていただきます。

 市会議員の方は、市民の代表として意見を述べられ、その意見は広く市民に知らせる責務があります。 私たちの今回の取り組み趣旨について、是非ご理解の上ご協力くださいますようお願い申し上げる次第です。
        
                                    敬具

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熊谷新知事来訪 [千葉県政]

 100万票の差をつけて決着した千葉県知事選の投票結果一覧表が手元に届いた。県下37市中、当選した熊谷新知事の対抗馬、自民党公認の関政幸候補が、市段階で勝利したところはゼロ。千葉市に至っては熊谷氏の得票率が79.36%、関候補が13.36%という哀れな状況であった。
 わが袖ケ浦市でも66.93%対23.84%という大差であり、当て馬にされた関候補が気の毒になるくらいであった。

 今日(4月1日)の東京新聞千葉版には、自民党県連がこの無惨な結果に対する検証委員会を設置したとあった。県連幹部はすでに責任を取って役職を辞任させられた。はたから見ていると、今回の選挙大敗最大原因は県連にあるのではなく、自民党中央の強引な候補押し付けにあったということがはっきりしているというのに・・地元県連内部では、当初、独自候補を立てるのではなく、熊谷候補を推す声が強かったという。その声を無視して、鈴木大地氏を挙げたが、本人の辞意にあい、あわてて関県議の名前が挙がってきた。関県議と、熊谷千葉市長は同窓で年齢も近い。そのふたりをぶっつけあわせることに何の痛痒も感じない神経・・・さすが自民党中央・・? この間、恨めし気に声がかかるのを待ちこがれていた森田知事は、完全に無視されたまま蚊帳の外・・さて、この図式を良しとした政権中央ご自身は、次々と不祥事が暴露され、支持率33%まで降下の影響が、もろにかぶさったというのが自明の理であるというのに・・さてこのほか何を検証するというのであろう。第一、中央に真向からものが言える検証委員はいるのか?

 もちろん熊谷新知事の、千葉市における実績…特に現場重視、市民の声に耳を傾ける姿勢に、市民は心打たれたのであろう。森田知事時代の悪弊をどこまで排除できるのか・・新知事の動きを注視したい。

 本日、ご本人が支援者へのお礼回りに袖ケ浦に来訪した。前市長・出口清氏。元市長・小泉義弥氏への当選挨拶に次いで、「熊谷俊人応援団袖ケ浦支部」(長浦駅前・市運動事務所)の祝勝会に参加した。知事選で、袖ケ浦市まで来られた方は、まずいない。行動派であることは確かだという一つの証を見せてくれた。今後の活動に期待したい。

 熊谷知事を囲んで21.4.1.PNG

                             kawakami
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