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千葉市議会会議規則改定? [議会ウオッチング]

 7月30日の「千葉日報」に、「文書質問制度を導入」~千葉市議会・緊急時議運で決定~との記事があり、緊急時で一般質問などができない場合、文書で質疑を行うことができるよう会議規則の変更を行うとの内容であった。

内容の細部では
① 質問は10人以内
② 質問は6問以内で再質問なし
③ 質問文字数は900字以内
④ 手続きは、
・ 質問主意書を議長あて提出
・ 議長から市へ送付
・ 市からの答弁書は前議員に配布、会議録都市のホームページに掲載する
というものである。

 ちょっと首をかしげてしまった。
1、日常の質問主意書と何が違うのか? あるいは千葉市議会では、日常の質問主意書活動というのはないのか?
2、10人以内、一人6問以内、900字以内、再質問なし・・なんじゃこれ?

 コロナを理由に、簡単に一般質問を簡略化してしまうことは、議員の行政監視責務免除に直結す
ることではないのか? 議員の自殺行為そのものではないのか?
そんな危険性を感じる決定であると思う。

 コロナ感染防除のためというのならば、その手立ては取っているのか?
 3密が嫌だというなら、オンライン会議の可能性は追及したのか?


 非常に疑問の残る千葉市議会の決定であると思う。他市議会に悪弊を蔓延させないよう要請する。
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千葉市議会.PNG

                               かわかみひろし

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