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注目・君津市長選 [市長・市議選挙]

 今日9月30日は沖縄知事選の投票日です。台風の通過はまだなのでしょうか?投票率の低下が気になります。

 さて来月に入ると、近隣の君津市の市長選挙です。10月7日告示、14日投票という日程です。現在、3人の候補者が立候補を表明しています。
 その現状そのままの姿を報告しておきたいと思います。
 
 最初に立候補を表明したのは、君津市議会前議長・安藤啓治市議会議員(69)です。安藤氏は現在市議6期目で、「23年間の市議活動の経験を活かし行財政改革に取り組む・・」と語っています。

 二人目は石井宏子県議会議員(53)です。24日に意向を表明しました。石井氏は「市議、県議15年の経験を活かし市民が主役の市政をつくる」とその抱負を述べています。

 三人目は、元県議会事務局長の渡辺吉郎氏(61)で、鈴木洋邦市長の後継者としての立場を表明。無所属で立候補としながらも、自民党県連からの推薦を受けたということです。

 3人の顔ぶれを見ると、すぐわかることは、この地域の自民党のドン、浜田靖一衆議院議員の支持者内を、一本にまとめることができなかったこと。安藤啓治支持派と渡辺吉郎支持派に分裂しての選挙であることです。
 その意識が強く出ているのは渡辺吉郎氏の後援会チラシです。このチラシには後援会長の名前がありません。あるのは、鈴木市長、浜田衆議院議員、川奈県議会議員に囲まれた渡辺吉郎氏4人の写真が、麗々しく飾られてあるだけです。

 この二人の候補者に対する、石井宏子氏は、市民との意見交流会「きみつ未来会議」を定期的に開催し福祉問題への取り組みや、特に小櫃川、御腹川の水源地に位置する新井総合(株)の東洋一の産廃処分場、この処分場の問題点追及の先頭に立っているという行動派の県議です。

 新井総合第3期の埋め立て場の環境アセスメントで、市民団体から、もし汚染水が、地下水に混入すると、日本百銘水の久留里の井戸に直結することを、学問的に明らかにされたことから、その事実を受けた君津市議会は「ボーリングで検証するべきである」ことを満場一致で可決しています。次いでこのことは県議会でも承認された事案です。その先頭に石井県議の姿を見ることができます。

 にもかかわらず、「ボーリング中止のかわりに、汚染水が漏れないように現場での調査を密にする」という、新井総合の言い分を、県はあっさり認めて許可を出してしまったのです。

 今回の選挙の背景には、このような県と企業との癒着としか思えない問題が垣間見えてなりません。

 木更津の副市長に女性が登場しました。君津に女性市長が実現すれば、君津郡内初めての女性首長の実現です。君津市長選の行方が注目される10月です。

                             kawakami



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