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リニア新幹線の残土 [残土埋立]

 リニア新幹線の建設工事により、品川~名古屋の沿線全体では約6千万㎥(東京ドーム48杯分相当)の建設発生土が排出される。にもかかわらず、処分先と処分方法が決まっているのは数か所に過ぎず、処分方法も、リニアの車両基地の造成、他の公共工事(道路、宅地・公園の造成)への転用であり、それも全体量の2割に過ぎない。静岡県北部の大井川源流部の処分地については、県民や科学者から、「自然環境や生態系への影響が必至」として反対の声が上り、計画の変更を余儀なくされている。

 川崎市におけるリニア工事による建設発生土と建設汚泥の量は、JR東海が407万㎥(うち建設汚泥は140万㎥)であると公表している。その約6割にあたる250万㎥が梶ヶ谷貨物ターミナルに掘られる立坑(非常口)から排出されるが、JR東海は武蔵野南線を利用して貨物列車で臨海部に運び、船に積み込むと説明している。

 工事車両の数を減らすことにより環境への影響を軽減する優れた対策だとJR東海は説明するが、「できるだけ多くの量を鉄道利用で運びたい」というだけで、発生残土のうちどの程度を運ぶのかは不明であり、また、工事中に梶ヶ谷貨物ターミナルに出入りする車両の量や走行計画に変更は見られない。また船の行先も不明である。
リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会(16,2、24)

 この記事の日時は、昨年の2月の話である。ところが、昨日こんな話を聞いた。
「神奈川県全体で、残土の行き先が決定しているのは、4分の1にすぎない。残りはこの記事にあるように、臨海部から船に積み込まれる・・とある。この残土の行き先が、見えてきた」
というのである。どこか?勿論千葉県に決まっている。千葉県のどこか、現在鋸南町、富津市の名前が挙がっているそうだ。最初から君津、木更津は敬遠された。残土条例があるからである.


 一方貨物で運ばれる残土の行き先は、船積みもあるがそのまま、市原、(袖ヶ浦)目指して走るともいう。市原の名前がすらっと出て、袖ケ浦はカッコ書きである。


 見えないリニア建設発生土の処分先と処理方法⇒このままでは「トイレなきマンション」のおそれ・・と見出しにあった。千葉県はまたトイレになるのか??袖ケ浦は??

                   kawakami


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