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浜宿団地裏山残土埋め立て計画~その4~ [議会ウオッチング]

 塚本議員が登場した。今季3度目である。副議長であれば通常は登場しない。まして袖ケ浦市議会副議長は、司会進行を、議長と交代で務めていた。(今議会は初めてなので不明)それでも黙っていられないときには登壇する。その意欲がいい!

 残土埋め立て問題である。残土埋め立て業者の不当性に直面してきた許せない経験が、塚本議員の心を掻き立てるのだと思う。今日の質問は、その経験にふさわしい内容であった。となみ議員の質問と塚本議員の質問で、問題点を余すところなく白日の下にさらすことができたと思う。特に注目したい3点について報告する。勿論問題は浜宿団地裏山のクレッシェンド社による埋め立て計画についてである。

① 1月24日に行われた説明会で、第3期埋め立て事業を廃止した一部に、重なる形で新規事業地がある。勿論完了検査がされていない部分である。このことについて業者は「どうせ埋めるんだから、この部分については苗木の植栽は勘弁してほしい」と発言したそうである。事業放棄の上、完了検査もしていない土地の扱いに対する発言である。さすがにこれは農業委員会でも認めることはしなかった。農地転用に当たっては、埋め立て後の土地が現状以上に復元されることが転用許可条件になっている。この期限は6月である。第3期の完了検査には厳しく臨んでいただきたいものだ。

 第4期事業地66000㎡中52000㎡が農地に当たるという。完了検査の条件の中には、赤土1mの覆土が条件であるという。4年後にはどうなるのか?

② この原状復帰の中には、市が所有の赤道もある。この赤道、第3期工事中土に埋もれたままの部分がある。これについても当然のことながら、現状復元が求められ完了検査が実施されることになっている。このことについても6月時点での検査が当然あることになる。併せて厳しい検査が求められている。

③ そして、このような業者との協議では、必ず事前に業務協定書を交わすことの必要性を訴えている。当然のことであると思う。当然のことながら、現地では十分配慮されることを提言しておきたい。

 ★ 塚本議員は、残土埋め立て規制条例の再提案に対し、新しく起きた「改良土」規制のこと、県条例に対する規制強化要請のこと・・等についても触れた。とにかく「ザル法」と呼ばれている県条例である。早急な取り組みを要請したい。

kawakami

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