原発事故の刑事責任～投稿～

　1月15日付の、このブログで、福島原発事故の刑事責任を問う記事を掲載されていたが、22日、東京地検は再度「不起訴」を決定したという。今後検察審査会があらためて「起訴すべき」と議決すれば、強制起訴に踏み切ることになる。

　いずれにせよ、福島原発事故に対し、その責任をとった者は一人もいないという不思議な現象が、平然と続いていることに、企業責任者の倫理欠如の実態を見せつけられているようで、不愉快を通り越して、怒りを感じる。

　刑事責任が問われると、再稼働などどこかへ吹っ飛んでしまいかねないからなのか？原発推進は国策だから、一企業の問題ではなく、このような政策を進めた国にあるというのか？
それにしても、最低、当該企業の製造責任は免れないというのは、当然のことであろうに・・・・

　司法の衰退の声も聞く。あるいは限界という言葉でもいい。だが司法とは、本来そういうものであったのか？新聞論調では、法的整備の不備が挙げられているが、そういうことで逃れていてよいのか？ではなく背景には、行政権力の圧力が見え隠れしているというのに・・・

　「検察審査会」の、再度の議決を要請したい。せめてもの一庶民の願いである。

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