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火葬場問題に一言~会員投稿~ [火葬場問題]

持続可能な財政構造確立のための集中的取り組みのために、次々と公共料金は値上げ、または無料であった福祉関係経費は有料化されている」
と先日のブログで仲間の意見が掲載されていた。私もそう思っている。それを市役所に言うと「周辺の他市に足並みをそろえている」という返事が返ってくる。

 市川市でも公民館の利用料金が三倍になるというニュースがあった。だからこそ、今思えば長浦駅舎など使えていたのだから、あえて新しくしなくても、ぼろぼろになるまでだましだまし使っていてもよかったのだ。

問題になっている火葬場を今のままで行けば、一体当たり五千円を市民が負担している。25年度の市の火葬場に関して使った支出は、市原市の火葬場利用の場合は、一人あたりの火葬代が6万円掛かって、自己負担が一体あたり5千円である。市が5万5千円負担している。25年度は、410体を市原市で利用しているから、
55000円×410体=2255万円になる。木更津の利用は88体で、市の負担は3万5千円だ。そうすると35000円×88体=308万円木更津でかかったわけだ。

市原分の2255万円と、木更津分の308万円を足すと、合計で2563万円だ。つまり去年の火葬場代は2563万円で済んだのだ。

そのようにして今後も、毎年火葬場代を3000万円前後くらいずつ払っていけば、火葬場など作らなくても、市原を使わせてもらえればそれでいいのだ。
後に残った10億、20億というお金は無駄使いせずに、それこそ、介護や福祉、教育、子育ての社会保障費に回せばいいのではないか。市の財政に白アリは入らせないことだ。

それを出口市長が木更津と一緒に火葬場を作ると言い始め、人口比で計算すると約20億もかかるのだという。何かを作るための工事や、目に見えることをしていなければ、市が何も仕事をしていないんじゃないかと考える市民も少なくないということになる。市の金の支出は自分の財布から出ているだという危機感をなぜ持たないのだろうか。

戦後の復興期の昭和30年代から40年半ばあたりまでの貧しい日本を知っているからこそ、私は切実にそう思うのだ。

 同時に、長い間迷走してきた袖ケ浦の火葬場問題を、やっつけ仕事のようにここへきて突然、出口市長は木更津市と一緒に火葬場を作ると言い出した。公約違反という声も聞く。
あまり前のめりになりませぬよう、来年11月の市長選の争点にでもなさって、市民に信任を問うてからでも遅くはないことをお伝えしておきたいと思う。

                         高安 修蔵



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