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産廃施設(株)新井総合に労働組合誕生 [原発災害]

 「休業保障費が5万円もあったら、妻子を養うのに十分だろう・・」と暴言を吐いたのは、新井綜合の社長。コトの次第はこうだ。

 放射能汚染物質の埋め立てに関して、法令順守義務を怠り、放射能汚染水漏れの事故を起こし、営業停止になった新井総合である。営業停止に伴って、1日70台~100台のトラックドライバーの皆さんの仕事がなくなった。それに対する休業補償も放置されていたことから、ドライバーの皆さんの怒りは高まり、労働組合が結成され団体交渉に入って、勝ち取った休業補償費がこの金額であった。この金額についての社長発言である。

 休業中、収入補てんのため、やむなくアルバイトをしながら過ごしてきたドライバーの皆さんである。「こういうものを搬入する仕事は本当はしたくない。しかし生活がある。もう少し会社も、そこで働く我々のことを考えてほしいものだ。」という率直は声が聞こえてくる。

 今回の突然の2期工事現場への搬入許可について、地元へも、働く人たちへの説明も全くなかったという。
その上再開されたのだから、休業補償は2月4日で打ち切りだという。アルバイトの契約で、急に言われても戻ることができない人もいる。そういう労働者に対する思いやりなど全くなし。企業倫理などどこ吹く風。こういう企業から、放射能物質を含む汚染土壌の処理に当たり、安全などと言われて信じる人がいるのであろうか。「放射能物質から命を守る会」では、2月1日、抗議を含め会社説明会を開く。

                                                   事務局
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