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自治基本条例策定に係る策定手順についての要請

 6月23日、出口市長(担当・市役所企画財政部阿津光夫部長)あて、上記要請書を
提出してきました。
 「自治基本条例」というのは「住民自治基本条例」とも言われるように、住民自治を
保障するための条例で、当該自治体にとっての最高法規です。いわば通称「自治体の
憲法」とも言われるものに相当します。
 市の実施計画では、いよいよこの条例策定にかかるという日程になっていますので
あらかじめ策定の手順についての要請書を提出したものです。
 
 昨年千葉県で初めて施行した流山市の「自治基本条例」は、策定に3年の日時を
かけ、応募者全員で「市民協議会」を結成し、市民と、行政、議会が対等の立場で
無数とも言うべき市民対話集会を開き、その集積の上に、条例案文を創り上げてい
きました。
 その成果として生み出された重要な内容としては
 「徹底的な情報公開~情報の共有と説明責任」
 「法令の自主解釈権」
 「常設型住民投票制度」
 「各種審議委員会公募制度~公募市民が半数以上」
 「市長選の任期制限」
 「市出資団体への指導監督明記」
 「行政評価審議会~外部評価委員制度設定」
等、今までにない住民自治の鍵とも言うべき内容が含まれています。

 この優れた内容を生み出した決定的なことは、その策定手順にありました。
袖ケ浦市でも、従来の形式的審議会方式を止め、学者や委託したコンサルタント
任せの条例(方針)策定ではなく、市民のの憲法を、市民と行政と議会一体になって、
総合計画の理念でもある「自立と協働」の実践の場として取り組むことへの要請です。

 聞けば施行目標が、24年4月との事。時間的には1年半しかない設定です。
手順策定方法提示が今年夏あたりになるとのことでした。
「自治基本条例」に対する認識の甘さを感じ
非常に不安を感じながらの要請書提出であったことを報告しておきます。

※ 要請書本文はホームページhttp://members3.jcom.home.ne.jp/khiro71/index-2.htm上で読むことが出来ます。

                         事務局 かわかみ

 
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一市民

ぜひ、かわかみさんが市長になってください。お願いします。
by 一市民 (2010-06-28 22:35) 

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