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「富津市財政白書」 3 [財政問題]

 (前回に続く)
袖ケ浦市財政破綻問題の決着はどうなったか。5年経過しないうちに回復した。あの朝日新聞が指摘した財政破綻と、市長が市民集会で述べた101項目の行政サービス削減はどうなったのか。
行政のマッチ・ポンプとの疑いも・・・財政破綻状況は回復したのだから101項目の行政サービスは復活したのか…ひとつとして復活することはなかった。

なぜこのことを述べたのか。富津の場合は違っていたからである。問題点を指摘するだけではなく、財政の構造そのものに追及の目を向けたのだ。
「富津のまちづくりを考える会」を発足させ、財政破綻報道を受けた市の説明会資料の学習会からスタートした。最初に指導に当たられた「多摩住民自治研究所理事・大和田さん」は、発刊によせての寄稿の中に
「決算カードは国が自治体を把握する道具として作られました。しかし今では地域住民を支配する道具から、三権分立の司法的役割を果たすものとして、市民がチェックすることにより、チェックアンドバランスがとれて協働が成立するものです。そうした学習が今回の白書づくりで実を結びましたね。」
と述べておられます。

 まさにこのことが私達には抜けていたのです。この財政白書で目のうろこが落ちたような感じです。
白書といういいご手本ができました。「過ちてあらたむるに憚ることなかれ」という言葉があります。
 早速実行に移らせていただきます。  感謝

                                この稿終わり kawakami

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