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新井綜合(株)第3期拡張工事 [残土埋立]

 6月23日、新井綜合(株)~産業廃棄物最終処分場~の第3期拡張工事計画申請書の扱いにかかわる話し合いを、県環境生活部の廃棄物指導課産業廃棄物指導室と環境政策課の2部署と行いました。こちらからは 御腹川と久留里地区の水を守る会・御腹川沿線公害対策協議会・ちば水源愛護会・小櫃川の水を守る会らの会員11名と君津市選出の石井宏子県会議員が参加しました。

 この参加団体をよく見てください、この処分場周辺の久留里の全町会(20町会)の連合会会長さんと御腹川沿線の小櫃の自治会の連合会会長さん方です。また、小櫃川の水を守る会の佐々木さんは、地質学者で、今回久留里駅前にある市民の井戸の柱状図と浦田にある井戸の柱状図を基に、事業現場から、久留里の銘水自噴井戸に至る地層の角度を科学的に証明して、新井側が提出した角度の誤りを徹底して追求した方です。このことがあるため、君津市議会は全員一致で、「処分場から久留里の銘水自噴井戸までのボーリング調査をすること」の請願を採択しています。県議会3月議会にも同趣旨の請願を出しました。

 上記請願を審査した3月の県議会環境生活警察常任委員会の席上、富塚環境政策課長は、廃棄物指導課長の説明中の話をさえぎって「市民団体からの話は聞いているが、地層についての新井綜合の説明はおおむね妥当である」との見解を一方的に発言したのです。この請願は継続審査となりました。
富塚課長はこの発言後、人事異動で部長職に栄進、担当課はがらりとメンバーが交代しているのです。
 なにか、国政における加計問題と似ているような…と思われても不思議でないような展開です。

 今回の話し合いには11項目の質問事項がありますが、中心はこの地層のことでした。話し合いの中で、地質についておおむね妥当とした富塚課長の発言の根拠とした資料はなにか、そして市民側の説明が誤っているとしたら、何が誤っているのか明らかにすることを、7月7日までに回答するよう求めました。

 26日は県議会本会議で石井議員がこのことで質問します。7月7日には、県議会環境生活警察常任委員会で継続となっている請願を審議します。
今後の成り行きが注目されます。

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