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「新風会だより」への意見 (投稿) [残土埋立]

 新聞折り込みで、全市に配布された「新風会だより」に対する、会員からの意見が投稿されている。2点掲載する。 kawakami


★ 意見(新風会だより)
 選挙民の声を実際に聞いてからの条例反対の投票だったのか。議員は残土埋め立てをしたい地権者ばかりではないか。
私は、井戸水利用者なので将来の地下水汚染につながる残土埋め立てには大反対です。議員採決が拮抗する議案は、住民投票で決めるべき。
特に、利権者の財産権と周辺住民の健康、両者のどちらを優先すべきかという問題があるので、残土上乗せ条例は、議会ではなく有権者が選択すべき事柄と思う。

★ 意見 2
 
「新風会だより」が、新聞折り込みで全市に配布された。今回の会派だよりは、単なる報告だけに」とどまることなく、内容の是非は別として、会派内の討議の上に立った、政策を提起していることが特徴的である。その意気込みは良しとしたい。

 しかし決定的問題点は、残土条例における新風会が主張する法解釈に、誤りが見えることである。それは大きく言えば、憲法第25条が保障する生存権と、第29条が保障する財産権、そのいずれが優位かの判断にある。
 主張では生存権優位と認めつつも、その優位性の判断基準に欠けていることを指摘している。「判断基準に欠けているから地権者(企業体)は説明すればよいのであって、同意の必要はない」という。これは極めて乱暴な論理である。「住民には、判断能力がない」と言っているに等しい。住民に対する侮辱であり、傲慢な態度であるとも言えよう。

別な視点から言えば、民主主義の基盤である主権者への冒涜でもある。

 残土条例に対する「同意事項」についての判例はすでに出ている。身近では富津市での企業から富津市が訴えられた事案がある。机上の研究から、足を使い現場での声に耳を傾ける実践的研究への転換をなさることが新風会議員各位には必要ではないのか・・・
 以上、「新風会だより」への率直な感想である。

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