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袖ヶ浦市議会一般質問 2 [議会ウオッチング]

 篠崎典之議員の一般質問を傍聴した。篠崎議員は蔵波の不法埋め立て地に、1ヘクタールに及ぶ巨大な宅地開発現場に、何度も足を運び、県庁にも確かめに行って、その結果を持っての質問であった。
聞きながら、行政答弁の軽さに驚いた。

 前・出口市長と、渡辺議長の所に直接行って「長浦駅改修完成式の日を期に、みどりの窓口がなくなることを知っていますか」と言うと、びっくりして、早速そろって、JR千葉支社長に直接会いに行くことを伝えたら、その時の支社長は「とんでもない私が行きます」と飛んできた。結果はご承知のとおりである。JRの詐欺的策略にまんまと引っかかってしまったが、それでも、事の重大さに敏感に対応されていた。

 現・粕谷市長は、部下職員の二重、三重もの間違いに発した今回の事件に対し、わかった2日後には、君津土木事務所に文書連絡を出したのが早かっただけで、許可権者が、袖ケ浦市の間違い報告を真に受けて業務許可を与えてしまったことに対するお詫びに、県まで走るのが当然だと思うのだが、連絡はしたのであとは県の責任で・・・と言わんばかり。

 担当課も、答弁の上では、間違いに気づいたので修正報告を出したのだから、あとは県のすることと言わんばかりの軽い答弁が続いた。市民に対するお詫びの言葉もないし、指摘された周辺住民への説明会も市が行おうとはしない。言ったのだからしていない大東建託が悪いのだ…ぐらいの言い分が伝わってくるような軽い答弁である。

 14棟84世帯の賃貸住宅。重要事項として不法埋め立て地に立つ崩落危険について入居希望者に言うはずがない。このまま放っておき完成した暁には、コト人命にかかわる人災が起きることが想定される。

 担当者は、市長を連れて現場に行き、何が問題なのかをわからせてほしい。無理か・・担当職員も、何が問題なのかがわからないのかもしれない・・・嗚呼・・・・
                          lawakami




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