SSブログ

創袖会、袖和会 様 [コロナ問題]

 袖ヶ浦市議会の会派である「創袖会、袖和会」では合同でコロナ問題について市民アンケートを募集している。今まで会派として、共産党が行っているがの、今回その仲間に、二つの会派が合同で行うことで、市民からの声が一段と広がるわけで大いに歓迎したい。
 私たちの会の仲間にも、このことを知らせたが、早速何人かの方が応募されたと聞いている。
 その中から、私たちの関会長から送付原稿が届いたので紹介する。  kawakami

 創袖会、袖和会 様

 貴会派が市民の声を市に届けるこのような取り組みをされていることに敬意を表します。これに期待していくつか要望をいたします。
 私などのような高齢者にとって、もし感染したらと思うととても心配な毎日を過ごしています。

◆ コロナ対応の失敗

 袖ケ浦でも感染者がじわじわ増えてきていてコロナが身近に迫ってきた。
すでに病院の閉鎖、医療従事者や医療用具の不足など医療崩壊があちこちで起きている。コロナに感染しても治療してもらえないだけでなく、他の病気でも治療してもらえなくなっている。この状況がさらに深刻になることに恐怖を感じる。

 しかし、日本のお隣の韓国と台湾では感染者がゼロの日も出て来て、コロナは収束に向かっていて、自粛をゆるめたり学校を再開したりしている。両国とも日本と違いPCR検査を希望者全員に素早く実施して感染者を見つけて感染拡大を防いでいる。
 一方日本では検査を希望したいときは帰国者・接触者相談センターに先ず電話するがここに電話がなかなか繋がらず、繋がっても希望者の20人に1人しか検査をして貰えない。このように検査を希望してもなかなか検査してもらえず、感染していてもわからない人が多数いる状況だ。袖ケ浦でも感染している人がかなりいると予想される。

 韓国・台湾両政府は12月の当初から素早く感染対策を次々と打ってきた。早くから希望者全員のPCR検査、軽症者の隔離施設の確保、医療現場への医療物質の配布など素早い対応をとってきた。要である病院での集団感染は起こしていない。
 このような対応に両国政府に対する国民の信頼はとてもあついものがある。

 一方日本は両国が取ったような対応が後手後手に回り、いまだに的確な対策を打てていない。今頃になって検査の充実だとかホテルの確保だとかやり始めたがまだまだ充分でなく手遅れに近い。そのため一か月の非常事態宣言が更にもう一か月も延長されている。
 政府は国民に自粛を求め多大な犠牲を強いているが、政府はやるべきことをやっていない。このようなことで国民の信頼はとても低い。

◆ このような背景の下で、感染者の増大に備え市への要望として
①市独自の取り組みが見えない。国や県の指示待ちでなく市独自の取り組みを考えて欲しい。
②今後感染者が増えることに対して、PCR検査センターを市内にも作るなどして市民の検査を素早くできるようにすること。
③市内にも軽症者の隔離施設の確保を行っておくこと。
④小中学校のオンライン授業の体制を至急確立すること。
⑤市長の公約にあった病院のオンライン診療を至急確立すること。
⑥韓国、台湾などは検査体制や隔離施設の充実によって感染者を早く見つけ対応をすることによって既に収束に向かっている。これに倣って早く日本でもこの体制をとるよう、政府や県知事に申し入れること。
 国・県に太いパイプを持っていると選挙で述べた市長にはこれが出来ると思うので。

nice!(0)  コメント(1)