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袖ケ浦市庁舎建設 [市政全般]

 現在の市庁舎は1970年と80年に建てられたものである。今年は2019年、旧庁舎は49年、新庁舎部分は39年の年月が経った。新庁舎建設の次の年に建築基準法の改正があり、耐震部分での改修工事が必要となった。
 こうしてみると、鉄筋コンクリートの建築物は、40年から長くて50年で耐久年度が終了することになる。一生のうち必ず一度は庁舎建設にぶつかることになる。

 ということで市庁舎建設の計画に取り掛かったのが、2012年(H24年)であった。計画はどんどん進み、昨年(2018年)総合調査の結果、デザインビルド方式に決定した。{設計施工一式方式}あとは業者決定と着手日程を待つのみとなった。これが現段階である。

 ちょっとここで一息入れてはいかが・・・オリンピックもあることだし、この一息つく間に最低考えてみたいことを2点提案する。

1、総工費71億9500万円( 袖ケ浦市2019年度一般会計予算245億4,000万円)
 この金額の妥当性についての論議内容の確認。必要によっては住民投票。

2、新しい建築素材・工法が、最近2例紹介されている。市庁舎と言えば鉄筋コンクリートという固定的概念を、この際打ち破ってみてはいかがかな?

① 大林組・純木造高層ビル・・20年着工  7月19日日経新聞。
 この記事の内容
 ★ 鉄筋構造と同じ強度を持つ
 ★ 木造は地震に弱いといわれていたものを、新しい資材の開発でそれを乗り越えた。
 ★ 人工林の維持管理が問題になっている。林業育成にも役立つ取り組み。
 ★ 高層ビルでの木材活用に力を入れている企業は竹中工務店、住友林業など木造と鉄筋を組み合わせた建築物開発中

② 4階建てスチールハウス  日本製鉄君津の社宅に工法利用  4月20日日経新聞
 ★ 耐震性に優れている
 ★ 低いコストで、短い工期(工期3割短縮、費用1~2割減)
 ★ 老朽化した集合住宅マンションの建て替えに採用を
 ★ 人で不足解消

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新日鉄.PNG

                               kawakami






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