SSブログ

コンビニ問題 [その他]

 山の井さんは鉄道研究家であり、セブン・イレブンの労働者でもあります。そして、JR問題でよくこのブログにも登場してくださる方です。彼からのセブン・イレブンに対する問題提起が届きましたの激励を含めてで紹介します。  kawakami

 私はコンビニ・セブンイレブンで30年近く働いています。

 今年はコンビニ関わる話題が社会問題になっていますが・・・
今度の木曜、7月11日に都内の四ッ谷にあるセブン-イレブンの親会社の前で、セブン・イレブンのオーナーであった、三井よしふみさんが街頭演説を、現職のセブン-イレブンの社員の河野さんが代表をつとめるコンビニ関連ユニオンが街頭活動をする予定です。
時間は11時から終日、この皆様方が動くようであります。

 三井さんはセブン-イレブンのお店のオーナーをされていましたが、現在のセブン-イレブンの永松社長が地方幹部時代に、本部にものを言う理由でお店を閉店に追い込まれたと聞いています。三井さんがコンビニ加盟店ユニオンに在籍していたことも影響をしているとか。

 河野さんは現場のお店に長年、寄り添ってきた仕事をされているにも関わらず、職場では冷遇扱いを受けてきた方です。

 コンビニ問題は簡単に説明するのは難しいですが。入り口の話として・・・・。
コンビニ業界は本部があり、お店である加盟店があります。加盟店は登記簿上、独立した会社です。いうなれば、それぞれのブランドの看板をかりて加盟店のお店は営業しています。

 その上で、問題になっている24時間営業は、本部と加盟店でのフランチャイズ契約が実状にそってきていない点があること。つまり、全国一律に24時間営業を続けることは困難になってきています。その例が東大阪での出来事です。

 もう一つは人手不足。その要因が最低賃金ぎりぎりの時給。同時に社会保険には加入できない、今年4月から制度変更した有給休暇取得が困難であること。

 さらにもう一つは小売業以上のサービスなどをひろげてしまったこと。これはコピー機で住民票やサッカーくじ、現金自動預け払い機、地元行政との防犯・雇用・福祉の各協定や施策への協力、国による指定公共機関を受けていること。
行政との関わりは、お店でなくコンビニ本部が協定や指定を受けており、現場のお店には十分な説明がないところがほとんど。

 それ以外にもコンビニ店舗に商品を届ける配送ドライバー、商品をつくる食品工場で働いている方の労働環境は厳しいと聞きます。袖ヶ浦にはコンビニの専属の食品工場が2箇所あります。

 そういった業界としてかかえている問題の解決をしなければ、業界そのものが共倒れをおこし、この国の社会生活に相当影響がでます。それを回避するためには、三井さんや河野さんたちの組織団体へ支援が必要です。

 私は個人として、自分の生活を守るために、三井さん・河野さんの団体に協力をし、コンビニ問題解決のために私自身も尽力したいと思っています。
 四ツ谷の皆さんや、もし機会がありまして私たちの訴えを聞く機会がございましたら、コンビニ問題が正しく理解され解決されますよう、耳を傾けえください。そして、広く広めていただくことをお願いします。


nice!(1)  コメント(0)