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一般質問報告 1 [議会ウオッチング]

 今日は一日びっしりの日程が詰まっていて、議会の一般討論日だというのに午後からの根本議員、笹生猛議員の傍聴を聞きに行く時間は残念ながらなかった。

とりあえず午前中の篠崎典之議員、となみ久子議員の質問を聞く。
篠崎議員は大綱2点、6項目について質問された。その内容を報告したい

 大綱1点目は市長の政治姿勢について3項目の質問があった。

①「持続可能な財政構造確立のための集中的取り組み」と称して、24年度にこのままでは財政がひっ迫し、5年後の29年度では58億円の税収が不足になるという。このことを理由に行政サービスをバタバタと取りやめたのである。その中には障害者へのサービスも相当数あった。しかし結果はどうであったか。税収の上振れで29億円もの税収増となったのである。いったいこれは何であったのか。税収が増えたのだから、削減された行政サービスのうち、せめて障がい者に対する少額部分でも回復する姿勢はないのか・・という質問は理の当然である。

 回答は例によって、一切その気はない・・という。一体あの問題提起は、行政による意図的マッチポンプであったのか・・そう疑われても仕方のない結果のままだというのに・・
 
② 政治姿勢の2項目目は、木更津の米軍基地、オスプレイの危険性である。オスプレイの就航地域の中には、アクアライン、横須賀基地、京葉コンビナートの石油タンク等、危険度が集中している。このことに対する対応を尋ねると、「オスプレイの周経路飛行の時は、市長あて直接連絡が来ることになっているから、危険性はあまりないという認識である」との回答であった。唖然とした。

③ 政治姿勢3点目は、国連で「核兵器禁止条約」が、賛成126国で採択された。この条約になんと日本は欠席しているのである。このことに対する回答は、袖ケ浦市は「平和都市宣言」をしているし、市長は「平和首長会」にも参加している。市長としての意志を明確に伝えるべきではないのか・・・「平和首長会」として申し入れをしている。との趣旨の回答であった。

 3項目への回答は、従来通り、権力に対して毅然とした対応ができない弱さを露呈することに終始している。   今日はここまでの報告とする。


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