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 今年の流行語大賞は「モリ・かけ」にきまっているな・・と思っていたら、なんとこの言葉が候補の中にも上がってこないなぜかな?「モリ・かけ」といってわからない人はないはずなのに・・この言葉の発生地は東京新聞の三コマ政治漫画である。著者は佐藤正明氏。
この漫画を見たときには噴き出した。ところが注意してみたら残念、この漫画の登場日は2017年5月23日であった。2年越しに使われてきたことになる。残念と同時に、改めて感心した。

モリ・かけ.PNG

 漫画家の鋭さにも驚くが、新聞記者の感覚の鋭さにも驚いた。安倍内閣には「マフィアの親分」と外国記者に名付けられた方がいらっしゃる。この人の名言。
「セクハラはあってもセクハラ罪はない。」「『セクハラ罪』という法律はないのだから無罪だ」というわけだ。この発言に対し、次の日の新聞に次の見出しが載った。
「セクハラ、罪はない」読点(、)一つで本音が浮かび出てしまった。新聞記者とはすごいものだと感心した。

 今日の新聞に、木更津で話していってくれた望月記者の記事が掲載されていた。「戦闘機で買えるもの」という記事である。記者の調査力の証拠に挙げておく。

★ 米国製戦闘機F35 1機 100億円以上・・都市部で定員90人の認可保育所を立てる場合、厚生労働省調べ、建物だけで約2億円  1機分で少なくとの50か所 4500人分
防衛省はこれを2024年までに42機購入予定・・政府、与党はさらに百基程度購入予定の方針だという。昨年度待機児童は全国で27000人。6機で全員分の保育所を立てられる計算である・・・・・

 良心的なジャーナリストはまだまだ健在である。奮闘に拍手!

                              一市民

新聞広告.PNG

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