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日本の脱炭素ー蓄電池とバイオマスの課題から」 [地球温暖化]

 過日、私たちの会の「バイオマス発電所火災」についての学習会に来てくださった、泊さん、飯沼さんから、下記のメールが届きましたのでお知らせします。

 当日のお知らせで申し訳ありません。
本日、札幌でのG7気候エネルギー環境大臣会合に合わせて、以下のセミナーを開催します。
4/15(土)13-17時:セミナー「ここがヘンだよ、日本の脱炭素ー蓄電池とバイオマスの課題から」
https://www.gef.or.jp/news/info/0415sapporo_reseminar/

再エネは進める必要がありますが、同時に海外での環境問題を広げないためにどうすべきなのかも考えていく必要があります。
特に、第一部は今後、太陽光や風力が増加するにつれて重要性が増す蓄電池の原料生産に関する課題を、現地から来日中のゲストにお話しいただきます。
なかなか聞く機会のない話で、貴重な機会になると思います。
登録された方には後日の録画配信も検討されていますので、ぜひご登録ください。

地球・人間環境フォーラム
飯沼佐代子

以下プログラム
第一部 海の環境を破壊する深海採掘
再生可能エネルギーや電気自動車に必要なレアメタルを深海から採掘する計画が進行しています。しかし、深海の生態系破壊は太平洋を巡る回遊魚の生息域にも重大な変化をもたらし、太平洋全域の漁業・文化・環境に影響がもたらされると考えられています。ドイツ・フランスなどの国はG7各国に深海採掘のモラトリアムへ参加することを求めていますが、日本は多額の公的資金を投入して推し進めようとしています。太平洋の島しょ国の人びとは懸念の声を上げています。
報告者:
・ナタリー・ラウリー(アジア太平洋調査ネットワーク/深海保全連合)
・ティータ・カラ(トンガ市民社会フォーラム)
・ライザ・ナイノカ(グローバリゼーションに対する太平洋ネットワーク〈PANG〉)
※英→日 逐次通訳あり

第二部 間違いだらけのバイオマス発電
バイオマス発電は植物を燃料とするため、大気中の二酸化炭素を増やさない「カーボンニュートラル」で、間伐材などを利用することで地域の林業や経済振興に貢献すると主張されています。しかし、日本政府が「再エネ」として支援するバイオマス発電事業の多くは海外からの輸入燃料を利用しており、その生産地であるカナダ、米国、ベトナムでは森林減少・劣化、地域住民の健康への影響、持続可能性を担保するはずの森林認証の偽装など様々な問題が起きています。私たちが負担する再エネ賦課金で支えられているバイオマス発電の課題と、北海道での現状についてお伝えします。
報告者:
・泊みゆき(バイオマス産業社会ネットワーク)
・飯沼佐代子(地球・人間環境フォーラム)

第三部 北海道の自然と自治を破壊する新たなエネルギー開発
 G7各国の政府は、再生可能エネルギーを化石燃料に変わる持続可能な電源として推進しています。しかし、再生可能エネルギーは決して環境負荷が全くないものではありません。また、脱炭素を名目に、原発の再稼働・新増設の政策が打ち出され、原発稼働に伴って生じる「核のゴミ」は北海道に持ち込まれようとしています。エネルギー関連事業が計画・実施されている北海道ではどのような負荷が生じているのでしょうか?現場からの声を聴きましょう。
報告者:
・佐々木邦夫(北海道風力発電問題ネットワーク代表)
・井上敦子(泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会)

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このメールは Google グループのグループ「石炭火力を考える東京湾の会」の登録者に送られています。
このグループから退会し、グループからのメールの配信を停止するには nocoal-tokyobay+unsubscribe@googlegroups.com にメールを送信してください。
このディスカッションをウェブ上で閲覧するには、https://groups.google.com/d/msgid/nocoal-tokyobay/84267a44-616d-be11-3228-dc5274a2f3d1%40gef.or.jp にアクセスしてください。

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