６月議会と二つの問題

　６月議会が迫ってきました。５月３１日が議員の質問締め切りで
８日に本会議、１４日から一般質問の日程になっています。
　　　　　　　（年間日程表から）
今議会での審議内容はまだ不明ですが、気になっている二つの
問題があります。

　一つは袖ヶ浦駅北側開発に関わる経費試算が、いまだに提出
されていないこと。今議会あたりには提出されてしかるべきと思っ
ています。何が気になって、議会にすら公表できないのでしょう。
　市役所ホームページの情報隠蔽的体質が指摘されている中で、
（政策研会報１１号記載）このような傾向は正されなければなり
ません。
　試算表の公表により、本格的に北側開発の是非についての
討議が始まることと思います。６月議会がその場になりますよう
期待するものです。

　二つ目は自治体の憲法といわれる「自治基本条例」策定作業
についての提案が予想されます。
　この条例が、従来のような形式的決定手順をとるのか、それとも
行政・議会・市民との協働作業による、真の「住民自治基本条例」
になるのか、その提案を注目したいものです。
　昨年６月の議会答弁の中では、退職された森部長が
流山市の自治基本条例策定過程を紹介しながら「自立と協働」
を基本理念として、市民公募委員による策定委員会の立ち上げを
方向性として模索している旨の答弁をしています。
　この答弁がそのまま生きる策定手順になるよう、
提案を注視したいものです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　事務局　かわかみ