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憲法を考える市民学習会 [憲法改正]

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  6月23日日曜日、「袖ヶ浦市民が望む政策研究会」主催の「憲法を考える市民学習会」が市民会館を会場に、午後2時から開催された。なかなかこのような硬い話には、皆さんわざわざ出かけていらっしゃらないであろうと思っていたら、なんと30人もの方々が集まってくださった。

  講師は、地元在住のさわやか弁護士・井出達希さんである。憲法といえば、固い話かと思っていたら、非常にわかりやすく、3つの視点から自民党憲法草案の問題点を、明らかにしてくださった。3つの視点とは
1、立憲主義の視点  2、平和主義(戦争放棄)の視点 3、憲法改正の手続き要件の視点
である。

 この各項目について、具体的にどういうことなのかということを・・例えば96条にある「『発議は各議員の総議員の三分の二以上』とあるものを、あまりにも厳しいから過半数にする」という事例では、諸外国の実例を挙げて、その論拠の欺瞞性を明らかにする・・・・といった具合である。

 終わって、質疑討論になった。率直な意見が交わされ、改めて現憲法の素晴らしさが浮き彫りにされた感じの集会であった。

 袖ヶ浦市では、、まさに初めての集会であったといえよう。この輪を急速に広めていきたいものである。

                                        事務局
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憲法が危ない・・袖ヶ浦で憲法学習市民集会 [憲法改正]

  7月21日は参議院選挙投票日です。4日に告示されますが、この選挙で自民党は、憲法96条改悪を選挙公約に掲げ、論戦に挑むべく華々しく打ち上げたのはいいのですが、国内世論のみか、党内からの反発まで湧き上がり、急速にトーンを落としつつあります。

  トーンは落としつつも、参議院でも、仮に三分の二を獲得するようなことになれば、憲法改悪にむけて、まっしぐらに歩みだすことは目に見えています。国民一人一人が、この国の未来に責任を持つ立場から、今回の参議院選挙に真剣に取り組むことが求められています。

 そこで、袖ヶ浦市ではめったにない、「憲法市民学習集会」を下記日程で開催します。講師は、地元の新鋭弁護士である井出達希さんです。ぜひ今から予定を組まれ、友人・知人お誘いあわせの上ご参加くださいますよう呼び掛けます。

◎ テーマは      「憲法問題を考える」~憲法改正とわたしたちの課題~

◎ お話しする人   井出達希弁護士

◎ いつやるのか   6月23日(日)  午後2時~4時

◎ 場所はどこか   市民会館中ホール

                                                事務局

袖ヶ浦で「改憲の是非を考える市民学習会」開催 [憲法改正]

 東京新聞は一面に特集で「検証・自民党改憲草案」を特集連載しています。この特集を読むと,何か昭和10年代初めのころの社会状況と非常に似てきている感じを受けます。私たち自身が「ゆでガエル」の実験素材になっているような恐ろしい感じなのです。
 
 私たちは、この状況をどうとらえたらよいのか、改めて考えあいたいと思います。下記日程で上記の集いを開催します。関心のある方々の参加を呼び掛けます。


テーマ       「憲法問題を考える」~憲法改正の動きと私たちの課題~
お話しする人   地元在住の井出達希弁護士 
開催日時     6月23日(日)  14:00~16:00
会   場     市民会館中ホール

井出弁護士プロフィール
 井出さんは千葉中央法律事務所の弁護士さんです。地元袖ヶ浦市在住で「西かずさ9条の会」の呼びかけ人でもあります。事件活動では環境公害を扱い、最近では福島第一原発被害救済千葉弁護団員として、東電の損害賠償請求訴訟にかかわっています。現在県の環境審議会委員でもあります。

主催は「袖ヶ浦市民が望む政策研究会」連絡先はかわかみ(0438-60-2610)です。

                                                  事務局
 

自民党の改憲素案はどういう日本を目指すのか [憲法改正]

  東灘九条の会で講演会が行われた。講師は、神戸女学院大学教授の石川康弘先生。講演内容が整理されて届いた。非常にわかりやすいので紹介したい。                        kawakami


自民党改憲案ポイントは

① 「天皇を日本国の元首」に「国旗は日章旗とし、国歌は君が代とする」。天皇の国事行為の他に新たな
「公的行為」「憲法尊重擁護義務」から天皇と摂政を削除。天皇中心の国づくりへ
➽ 主権在民を廃し、強い復古主義へ

② 消えた不戦!

③ 平和的生存権が自己責任へと

④ 自衛隊は国防軍へ、また国防軍は国外だけに向けられたものでなく、内乱にも向けられる

⑤ 国民の権利は「公共の福祉」ではなく「公の秩序」へ

⑥ 公の秩序を害する活動・結社は認められない ➽ 戦前の治安維持法かと思われる

⑦ 家族はお互いに助け合わなければならない ➽ 国や自治体に頼るな、全て自己責任

⑧ 「地方自治体は、基礎地方自治体及びこれを包括する広域地方自治体とすりうことを基本へ」
 ➽ 道州制へ

⑨ 改憲手続き緩和 ➽ 両議院のそれぞれの総議員の3分の2から過半数の賛成へ

⑩ 権利としての社会保障を「『真の弱者』への施し」に転換する動き、「自己責任」論の憲法化という、現憲法の根本を否定する驚きの案となっている。もはや、自民党は保守ではなく、右翼となってしまった。アメリカも日本の復古を望んでいないという。

まとめ

 9条だけでなく、主権国家、主権在民、基本的人権、生存権、平和的生存権、労働権、国際社会の役割など、憲法の精神全体を「守り」「活かす」ことを政治に求めていかないといけない。そして、一人一人が改憲をめぐる状況を語り、学び、仲間を増やしていくことが課題であると思った。

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