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パブリックコメント 3 [市政全般]

昨日のブログを見て、なにかに気づいた方はいらしたでしょうか?
Aをもらった4点中の2点は「和暦だけではなく西暦でも示してほしい」という同じものであったのですが、最後に書いた「行政改革大綱」で市が提示した原文は、きちんと和暦と西暦で書かれていたのです。公文書の書き方における年号の書き方の統一がなされていなかったのですね・・・大したことではないのですが・・担当者がしっかりしているか、軽視したまま打ちすぎていたかの違いがこんなところに現れてくるものです。

 私たちは、政策事案について、意見が違うことは当たり前のことであると思っています。
ですから、私たちの意見が通っても、通らなくても、決して悪く思ったりすることはありません。
私たちの会の名称は「市民が望む政策研究会」です。判断の基準は、「市民にとって必要なものか、必要としないものか」これ一つです。
 そこで、市の判断と、私たちの問題提起・・いずれの方が市民にとって必要と思われるか・・
いくつかの事例を上げてみたいと思います。お考えいただきたいと思います。

★ 環境基本計画(案)事例1  公害と考えられることに対する取り組みの強化をどう思うか。

① 昨年環境課との話し合いで、大気汚染等の専門職員が、以前は数名の職員が勤務についていたのですが、徐々に退職され。現在は1名のみということをお聞きしました。
 これら職員の長い間の奮闘で、大気汚染の調査項目中、光化学オキシダント以外は、すべて基準値以下(安全と思われる数値)に抑えつつ現在の状況になっていることには、衷心から感謝しています。

②-1 その上で、二つの事例を提起しました。一つは教育委員会から頂いた下記のグラフです。
(クリックスると大きくなります)

袖ケ浦小学生喘息罹患率.PNG  
 
 大気汚染の数値は基準値以内であっても、現実に蔵波小学校児童の14.1%が気管支性疾患になっているという事実があるのです。児童数1000人のうち140人が気管支性疾患なのです。この数値に驚かないのでしょうか?ただしこのグラフは、学校からの申告のあった数値です。だとすれば、医師会の協力なども得て、少なくとも事実を確かめることぐらいは、なさってはいかがか・・・というのが、私たちの提起なのです。

②-2 長浦駅から姉ヶ崎方面の高台地域に時折、風の方向によって、悪臭が漂うことがあります。住民が市にこの事実を訴えると、「大気汚染の数値は基準値以下である」という返事がかえって来るという訴えが、何人もの方から届いています。 
 環境基本計画には、「発生源企業を調査し、立ち入り検査を含めた指導を行う」ことをP31 に書いていますし、回答でも述べています。しかし現実に行われたかどうかの公表はありません。市原市では、公害のまちだけに、その点は厳しく行われていると聞いています。「基準値以下」という回答だけではなく、「発生源企業調査と指導内容」などを是非公表していただきたい。少ない人数の担当課でしょうが、市民の声にこたえていただきたいと願います。

赤白煙突からの煙.PNG

★ 以上2点は、いずれも評価C・・「意見を反映しないで、素案どおりとしたもの」であったものです。このことについて、市民の皆さんのお考えを聞きたいものです。

                                 kawakami

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