SSブログ

パブリックコメント 環境基本計画 [地球温暖化]

 パブリックコメント募集案件の中に「第2次袖ヶ浦市環境基本計画(案)」という案件がある。この「環境基本計画(案)」を読む前に、私たちは現在環境について、何をこそ基本に据えて考えなければならないのかという視点論議が重要ではないのかと考える。

 今や気候変動が、地球を取り巻く温室効果ガスの濃度の高まりによって引き起こされているということが常識となり、その最大原因であるCO2削減こそが人類滅亡を防ぐ緊急の課題であることから、COPの会議も25回にわたり開催されている。一方グレタ・トゥーンベリさんの気候マーチ運動に象徴されるように、760万人もの若者たちの訴えがと地球上をかけめぐっている。

 このような状況の中で、国内での環境基本計画の基本を「50年CO2ゼロ」に置く自治体が急速に増えてきていることをご存知であろうか。環境省が12月6日現在、「50年CO2排出ゼロ」自治体数は9都府県11市4町3村の合計27団体、日本総人口の33.6%、4267万人という。
  
 袖ケ浦市でも「地球温暖化対策実行計画」なるものが第4次計画として、今年3月に策定されているが、まずその内容自体が、現在の緊急性に合致しているのか・・・その上で基本計画の適否を論じることが必要なのではないのか・・・と考える。

 まだ締め切りまでには時間があるので、こんな観点で私は環境基本計画を、しっかり読んでみたいと思っている。

                             kawakami

 


nice!(0)  コメント(0)