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エナジー社の「不都合な真実」1 [石炭火力発電所]

私たちの会の富樫事務局長は、根っからの労働者であると同時に、ひたむきな研究意欲に燃えた学者でもあり、一方で少ない時間を惜しむように、借地して農業にもいそしんでいるという不思議なすごい方です。

昨日も、仲間を連れて磯子火力発電所見学に行ってきました。なぜここへ行ったのか。磯子発電所は日本の最新技術による火力発電所で、何が最新であるか‥それを学習しに行ってきたのです。彼は2回目できっとまた新しい発見をしてきたことでしょう。

さて、袖ケ浦エナジー社はご存知でしょうが、袖ケ浦中袖地区に、巨大な石炭火力発電所建設計画を実行に移すべく設立された会社です。この建設計画は、すでに環境影響評価の最終段階である「準備書」作成の活動を終え、いつ公表されるのかが待たれている現状にあります。

エナジー社は、公表前に建設内容を市民に知らせるべく、自治会連合会を通じて、各地区連合自治会や単位自治会の幹部の集まりで、説明会を開催してきました。その会場数は20会場を超えんとする勢いです。会場では約1時間、動画と口頭説明で、いかに安心安全な施設であり、地元にも大きく寄与できるか‥等の内容を含めての説明があり、初めて聞くこのプロの説明に参加者は黙したままフムフムと聞いている状態である・・・というのが参加者から聞いた話です。

私たちは建設計画それ自体に反対する立場ですが、だからと言ってこの集会活動を敵視するものではありません。ただ、本当にこれでよいのか?手元に集会時に配布された解説資料が、参加された方から、何種類か届いています。これを読ませていただくと、良いことづくめで、何も問題がないように感じられる恐れがあります。

やはり、反対側の話も聞いていただいて、判断資料にしていただく必要があると考えます
富樫事務局長は、「事業者の宣伝と私たちの主張・心配」という13ページほどの文書を作ってくれました。

 明日からそれをもとに「エナジー社解説文書」その「不都合な真実」について連載します。
乞うご期待!
                         kawakami


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